山笠リーグ(中総体博多区1次予選)の結果(2/26)

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試合結果

令和4年度 山笠リーグ(中総体博多区1次予選)
2月26日(日)福岡市立三筑中学校G
第4節 9:00~
東福岡自彊館中 2-0 住吉中
通算成績:3勝(勝点9)
※第2節の千代中・博多中合同チームとの試合は3月12日(日)実施予定

今日は三筑中学校のグラウンドで山笠リーグが行われました。前日の雨の影響が心配されましたが、予想以上に水はけの良いグラウンドで十分にパスをつなぐことができるピッチコンディションでした。
さて、今日のゲーム内容は攻めてはいるけれどもゴールが奪えないという状況でした。特に前半は中央突破からのシュートに固執してしまっていて、中央の守備を固められているにもかかわらず、そこを何とかこじ開けようとすることに終始してしまった結果が、前半の問題点でした。そのため、後半はサイド攻撃と中央突破のバランスをしっかりと考えて、両サイドと中央の3方向から攻撃をすることを要求しました。その結果、前半よりもゴールに近づく場面は増加しましたが、最終的には技術的なシュートミスによりゴールを奪うことがなかなかできませんでした。

やはり最近のゲーム(福岡県リーグ)で守備的な戦い方をすることが多く、なかなか攻撃をさせてもらえないこともあってか、今日のようにボールを保持する時間が長いゲームに臨機応変にうまく対応することができなかった感じです。ただ、県リーグに所属するクラブとのゲームと中体連に所属する中学校とのゲームで要求する内容が変わるわけではありません。
自分たちがボールを持っていれば「ゴールを目指す」ことと「ゴールを奪う」こと。自分たちがボールを持っていなければ「ボールを奪う」ことと「ゴールを守る」こと。大きく分けるとこの4つしかありません。そして最終的には「ゴールを奪う」と「ゴールを守る」の2つに絞られます。ゲームに勝つためには相手の攻撃からゴールを守って0で抑え、相手の守備を崩してゴールを奪う必要があります。そのための手段として個人やグループ、そしてチームとしての戦術(戦い方)があるわけですが、まだ現時点で選手たちが十分な戦術の理解をしているかというとそうではないと感じています。基本的な技術は絶対に必要不可欠ですが、技術だけではゲームに勝つことはできません。状況に応じて適切に有効な戦術を選び取る力が求められます。ピッチに立つ選手が共通認識を持ち、チームのために自らの判断と決断によってゲームメイクしていく力をもっともっとトレーニングで積み上げていく必要があります。私の目指すサッカーに感覚やセンスというものはあまり必要ありません。もちろん、相手をうまく騙すことも大切ですが、サッカーを理詰めで考えていくことを強く求めます。なぜ、その場面でその選択肢を選んだのか?と問われた時に、「なぜならば〇〇という理由で△△という選択肢を選びました」ときちんと答えることができるようにしたいと思っています。常に頭の中で様々な選択肢を持ち、その状況に応じて適切に選択肢をより速く、より正確に選び取る力を持った選手を育てること。このことが次のステージで戦うために必要なのではないかと思うわけです。本校でサッカーをしている選手にいわゆる天才というプレーヤーはいません。でも、どんなに小中学校で天才と言われていたプレーヤーでも高校以上になるとセンスだけでは行き詰まる時がやがて来ると思います。その時に後天的にサッカー理解に努めてきた選手の花が開いていくのです。私は中学校で結果が出れば良いとは思いますが、仮に出なくても中学校でサッカー理解に努め高校以上のステージでサッカーを楽しめればそれで良いと思っています。その楽しむために選手全員がもっともっとサッカーの勉強をしていきましょう。

さて、最後になりますが、3月の上旬は修学旅行の引率と指導者養成インストラクターの研修があるためトレーニングやゲーム(山笠リーグ3月4日、12日・福岡県リーグ3月11日)の引率ができません。しばらくブログの更新が出来ない状況になりますが、Twitterには試合結果等が掲載されると思いますので、ぜひ引き続き本校サッカー部への熱いご声援をよろしくお願いいたします。

それでは、今日はこの辺で…。また火曜日から頑張っていきましょう。

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