山笠リーグ(中総体博多区1次予選)1日目(50分ゲーム)
11月16日(土)福岡市立三筑中学校G
第1節 9:00~
東福岡自彊館中 6-0 博多中
第2節 12:00~
東福岡自彊館中 4-1 席田中
※通算成績:2勝(勝点6)
今日から中総体博多区1次予選を兼ねた山笠リーグが開幕いたしました。先日も記載のようにこの山笠リーグは12番目以降の選手を育成することを目的として取り組んでいます。今日もピッチに立ってプレーができる17名は全て使い経験を積ませることができました。
「勝つことと育てることは矛盾すると同時に矛盾しない。その矛盾の間でコーチは生活している。」
これは元日本代表監督のイビチャ・オシムさんの言葉なのですが、非常に考えさせられる言葉です。
しかしながら、私自身はきちんと選手を育てることができれば、勝つという結果は後から必ずついてくるものだと思います。今はまだ実力が不足している選手を上手にすることで、今スタメンでピッチに立っている選手に常に緊張感を与えることができます。もしかしたら、ポジションを奪われるかもしれない。だからもっと頑張らなければと…。
正直なところ、現時点ではチーム内での競争はあまり生じてはいません。まず、昨年1年間ずっと3年生と一緒にピッチに立ち続けた選手と立つことができなかった選手の差はやはりまだ大きなものがあります。ただ、3年生が引退をした後にニューフェイスとして3年生の抜けたポジションに入ってきた選手は、1か月前はあまりかみ合わなかった部分も予選を含む新人戦福岡市大会7試合でずいぶんとフィットしてきたように感じています。ですので、次にやらなければならないのは、現時点でスタメンに定着していない9名を鍛えることです。何度も繰り返し述べてきたようにスタメンの11名だけで勝ち上がることは不可能です。実際にスタメンだった選手の中にはケガをして現在ピッチに立つことができない者もいます。ですから、その抜けた穴をきちんと埋めることができる選手は必ず準備をしておかなければなりませんし、その数は複数名必要だと思っています。
そのことを踏まえたうえで、今日は2試合ともに全ての選手(17名)を使いました。出場時間は1試合あたり、半分の25分~15分程度です。それを2試合行いましたので、最も短い選手でも30分、長い選手は50分のA戦を経験したことになります。もちろん、かみ合わない場面もたくさんありました。しかしながら、かみ合わなかったのは、3年生が抜けた後の10月中旬も同じです。試合を重ねるたびに少しずつ分かってくることが少なからずあります。今はまだかみ合わなくても大丈夫です。最終的に1月中旬の最終節までに使える目処がたてばそれで良しと思っています。また、来週23日(土・祝)にも山笠リーグ2日目があり、この日も2試合予定されているので、同じように選手起用はしていきたいと思っていますし、その試合に向けて、また明日から修正のトレーニングも行っていきたいと思います。
それでは、今日はこの辺で。また、明日頑張りましょう…。
おつかれさまでした…。おやすみなさい。
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