令和3年度 福岡市中学校新人サッカー大会の結果(11.7)

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試合結果

令和3年度 福岡市中学校新人サッカー大会

11月7日(日)福岡フットボールセンター
1回戦 12:15~
東福岡自彊館中 2-1 片江中

準々決勝 15:15~
東福岡自彊館中 2-1 長丘中

今日は週間天気予報が外れ、本当に素晴らしい快晴の中で
新人戦を戦うことができました。

しかしながら、今日は本当に厳しい試合の連続でした…。

公式戦ですので練習試合のようには当然のことながら
いきません。いつもできていることができなくなるのが
公式戦
だと思っています。

本当は公式戦できちんとトレーニングで積んでいることが
できることが望ましいのですが、やはり経験不足からか
多くの選手がガチガチに緊張してしまった
こともあり、
ゲームの中で相当数介入をせざるを得ませんでした。

以前も書きましたが、ゲームは選手たちのものであり、
指導者のものではありません。しかしながら、「良きにはからえ」で
勝てるほど甘いものでもありません。

公式戦は積み重ねれば積み重ねるほど成長していきます。

市大会の1回戦で敗退するのと、県大会の決勝で敗退するのでは
結果は同じです。両方とも九州大会には出場できず、敗者復活の
U-14サッカー大会で第二代表を目指すことになります。

しかしながら、市大会の1回戦で負けるのと県大会の決勝の8回戦で
負けるのでははるかにその経験値には違いがあります。

現在の高校3年生は県大会の決勝で犀川中学校に敗れてU-14大会に
まわることになりましたが、新人戦のトーナメントで市大会と県大会と
合計で8試合も真剣勝負で戦うことができ、それが夏の中総体の
県大会優勝につながりました。もちろん、新人戦の市大会ベスト8で
敗れても全国大会のベスト16までいった学年もあります。

けれども、新人戦で何試合真剣勝負で戦うことができるのかは、
その年のチームを占う大切な試金石
です。

私は新人戦はこれまでも非常に重要視してきましたし、これからも
そのことが変わることはありません。
トーナメントの緊張感を少しでもたくさん味わってほしいと思っていますし、
きれいごとだけではなく新人戦に関しては経験を積ませるためにも
積極的な介入が必要だと思っています。

この介入がどの程度必要なのかは年度によって異なります。

正直なところ、今年は新型コロナウイルスの影響でトレーニングマッチの数が
例年と比べて少なすぎるので、仕方なしに介入しているのも事実です。

最終的には自分で判断し自分で決断できることがベストですが、そのためには
もっともっと試合の経験を積む必要があります。

やはり、夏休みと新人戦が始まる前のシルバーウィークでどれだけ強い相手と
試合を行うことができるかは本当に重要だなと思います。

とにかく今やっているのが通常の夏休みやシルバーウィークのトレーニングマッチ
の感覚です。どんどん介入してうまくいかない所を試合の中で修正していくこと。

それなくして、選手に任せることはやはり無責任だと思います。

選手は勝ちたい。もちろん、私自身も勝ちたい。欲を言うなら選手の力だけで
勝ち上がることができれば最高です。けれども、今の経験値では苦しい時に
まだ自分たちで勝ち上がることは難しいと思っています。

だからこそ、今年は積極的に介入をしています。

今日は多くの先生から「久しぶりに志波先生が大きな声を出しているのを聞きました」
背面のベンチにいた先生からは「志波先生ずいぶんぼやいてましたねぇ…。」などなど
ここ最近は中総体や新人戦は発表会のように位置付けていましたから、あまりにも
選手のプレーに対して介入していたので周囲も意外に思ったのかもしれません…。

ただ、指導者として選手が望む結果を出すために全力を尽くすことは当たり前のことであり、
誰に何と言われようと、選手を勝たせるためにやっているとはっきり言えます。
試合経験が少なくても、試合を通じてとにかく選手を成長させたい。コロナでいつまた
休校になるかもわかりません。もしかしたら、県大会で万が一優勝して第一代表に
なったとしても2年前と同様に九州大会がまた中止になるかもしれません。

ですから、どんな状況になっても言い訳をしないためにも今年はどんどん介入していきます。
そしてできる限りの試合経験を積ませていきたいと思っています。
幸いなことに次の14日は勝っても負けても必ず2試合できます。

1試合でも勝つことができれば県大会の5試合目も戦えます。

とにかく今は少しでも強い相手と1試合でも多く真剣勝負の場で戦わせてやりたい。

ただその思い1点だけで臨んでいる次第です。

わずか20名しかいない今年は小さな集団です。そんな小さな集団でも努力によって
上位進出ができるのだということを示したい。
その思いで私も真剣に臨んでいます。

まだまだ改善の余地は山のようにあります。もっともっとよいサッカーができるように
なる可能性はたくさん残っています。

私はこれからも選手たちがもつその潜在能力を最大限引き出し、そして伸ばしていくために
次の1週間もしっかりと頑張っていきたいと思います。

さぁ、明日は1日しっかりと休息を取り、また明後日から走りましょう。

走って走って走りぬいてもっともっと強くたくましくなりましょう。
向上心を常に持って来週も2試合勝って旗を学校に持ち帰りましょう。
優勝旗を常に校長室に飾り続けることができるチームになりましょう。

そして、それは努力によって到達することが十分にできる目標です。

ひとりひとりが高い意識と目標を持って優勝を目指して次の1週間も
頑張ってくれることを期待しています。

それでは、また明後日の朝から頑張りましょう…。

今日はゆっくりと休んでください…。私も「鬼滅の刃」を見て寝ます…。

では、今日はこの辺で…。

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