2022福岡県ユース（U-15）サッカーリーグ２部Aパート
８月７日（日）東福岡高等学校人工芝サッカー場
第２節 １６：００～ ※４月２９日（金・祝）の振替分
東福岡自彊館中 ３－４ 油山カメリアFC
※通算成績：１勝１分４敗（勝点４）
今日は勝負の厳しさを学ぶゲームとなりました。
前半を３－１で折り返したものの、ひとつひとつ返され、タイムアップの時には３－４と逆転を許してしまい、大変残念な結果となりました。残り５分で２点を奪われたことは、８０分の福岡県リーグの難しさでもあります。後半も得点を奪うチャンスがなかったわけではありませんが、とどめを刺して相手チームの戦意を喪失させてしまわないとこのように逆転負けをしてしまうのです。指導者として１０年以上に渡ってクラブチームとリーグ戦を戦っていると、このような経験は少なからず出会います。
しかしながら、今日のゲームは今年の県リーグ６試合の中では１番戦えたと思います。ハードワークがしっかりとできていたと思いますし、ゴールに向かう姿勢もありました。むやみやたらに前方に蹴ることもなく、きちんと自陣から組み立ててフィニッシュまで行けましたし、相手コートで積極的にボールを奪いに行き、奪い取ることもできました。ようやくこれまで積み上げてきたことが形になってきたなという手応えを感じています。このようなゲームが中総体前にできるようになっていれば、本日佐賀で開催されている中総体の九州大会もチャレンジできていたかもしれません。
さて、今日の敗戦により勝点は積み上がりませんでしたので、勝点は４のままです。私の見立てでは、残留に必要な勝点は１０と思っていますので、残り３試合で最低でも２勝１敗で乗り切る必要があります。残りの３試合の対戦相手も今日の油山カメリアFC同様に非常に強いチームばかりですので、良い準備をしていかなければなりません。
今一度、今日の試合を冷静に分析して修正課題を洗い出し、次の第７節に臨みたいと思います。
取り組んでいる方向性は間違っていないと思います。あとはプレーの質をもうひとつ引き上げる必要があります。特にその質で求められるのは速さと正確性、そして強さです。常に言い続けていることですが、自分の今の技術をより速く、より強く、そして正確に発揮できるようにすることが、最後の３試合で勝つためには必要です。次のゲーム（予定）まで最短で３週間あります。８月にゲームが組めなければ、次の試合は９月４日（日)なので４週間の期間があります。まだやれることは残っていると思っています。ぜひ、われわれはこれからもレベルアップできると信じてチャレンジを継続していきましょう。
最終節で残留が決まった年もあります。最後の最後まで諦めなかったからこその結果です。今日の敗戦は次へつながる敗戦だったと思います。ぜひ、今日のゲームをこれからの基準としてこの上に何を積み上げるのかをひとりひとりが自分事として考えていってほしいと思います。
それでは、今日も暑い中お疲れさまでした。また、火曜日からリスタートしましょう…。
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