2022福岡県リーグU-15の結果(5/5)

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試合結果

福岡県ユース(U-15)サッカーリーグ2部

5月5日(木・祝)芦屋総合運動公園G

第3節 13:30~

東福岡自彊館中 0-6 MARS福岡

通算成績:1分1敗(勝点1)

※第2節は悪天候のため延期しています。


今日も快晴のなか、福岡県リーグの第3節が芦屋総合運動公園にて行われました。結果は上記記載のように0-6と惨敗でした…。もはやゲーム中に修正ができないほどに崩壊してしまったのは本当に久しぶりのことですが、これもチームの現状として受け止めるしかありません。

しかしながら、今日のゲームを振り返って残念ながら「戦える選手」が非常に少ないというのが実情です。コロナの影響でそこまで追い込んだトレーニングやゲームを消化していない中での県リーグのため例年と比較すると経験値が全然足りないと感じています。ただ、そのような状況でも残留をかけて戦っていかなければなりません。

次の試合は8日に行われますので、今日の試合をしっかりと振り返るとともに新たな準備を進めていく必要があります。まず、選手は大幅に入れ替えることになるでしょう。また、現在のシステム(布陣)にも限界を感じます。ただ、一番は選手のメンタル面の問題です。試合を恐れ、相手を恐れ、敗戦を恐れていては良い結果は出るはずがありません。過去の先輩たちも県リーグを戦うなかで、降格の恐怖と常に隣り合わせで戦ってきました。県リーグはリレー(駅伝)であり、バトン(たすき)を落とさずに次の代へ受け継いでいく。順位は正直なかなか上がりません。1部に上がるには相当なる選手の確保が必要でしょう。でも、縁あって出会ったチームメイトとともに福岡支部リーグから福岡県リーグ3部、そして現在の2部へと昇格してきました。途中で降格の危機に陥ってなんとか入れ替え戦で引き分けて残留できた年もありますし、最終節で残留が決まった年もあります。多くの先輩たちがこのリーグを戦い抜くなかで、大きな成長を遂げてきた歴史があります。苦しい状況の中でも歯を食いしばり、身体を張って、痛みに耐えながら勝点を積み上げてきた結果が現在の東福岡自彊館中学校サッカー部です。決して上手な選手ばかりで戦ってきたわけではありません。小学校6年生の最後までサッカーをやっていた選手ばかりではない、中学校からサッカーを始めた選手たちもこれまでたくさんいました。でも、そんな選手たちが「俺たちの代でバトンは落とせない」という強い気持ちで戦ってくれたおかげで今のゲーム環境があることをぜひ現役生は知っておいてほしいと思います。

さて、このチームが残留するために必要なことを考えるにあたり、やはりメンタルの部分だろうと思います。技術・戦術で同じグループに所属していたクラブチームに勝っていたことは過去を振り返ってもほとんどないように思います。けれども、その技術を封じ込めるために足を止めることなく走り続けて勝点をもぎ取ってきました。80分間足がつるまで走り続けること、身体を張って守ること、最後のゴール前で勇気をもって飛び込んでいくこと…。などなど気持ちの部分で乗り越えてきたことがほとんどです。上手でなくてもいい。でも、チームのために身体を張って戦ってほしい…。

そのことをやり続けて、それでも降格してしまったならば、また福岡県リーグ3部で昇格を目指してやり直せばいいと思っています。とにかく全力で120%の力で毎試合戦うこと。100%では足りません。「今日の試合のことは覚えていない」というくらいまでやり切ってほしいと思っています。

さぁ、明日からまたトレーニングのやり直しです。8日の試合でしっかりと勝点が積み上げられるように頑張っていきましょう。下を向いても何も変わりません。前を向き、次の一歩を踏み出す勇気を持って共に戦ってくれることを祈ります。

それでは、今日はこの辺で…。おやすみなさい。

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