福岡県ユース(U-15)サッカーリーグ2部
6月19日(日)芦屋総合運動公園G
第6節 10:00~
東福岡自彊館中 3-0 TONAKAI FC
※第2節(4/29)は悪天候により延期しています。
通算成績:1勝1分3敗(勝点4)
ようやく2022年の福岡県リーグで待望の勝点3を取ることができました。振り返ると本当に長い長い道のりでした。選手たちは本当によく戦ってくれたと思います。今日も非常に気温と湿度が高く、集中力を保つことが難しいゲームだったと思いますが、粘り強く最後まで80分間やり切ってくれました。もちろん、少なからずミスもあり、危ないシーンを作られたり、決定的な場面を決めることができなかったのも事実ですが、今は何よりも自分たちの力で勝点3を取り切ったことを評価したいと思います。この試合を通して選手たち一人一人が自信を取り戻してくれれば嬉しい限りです。
ただ、選手たちがこの試合に勝ったことに満足をしていては、中総体では良い結果を残すことはできないでしょう。まだまだ、パスがつながらなかった場面もありますし、決定的な場面でゴールを奪うことができなかった場面もありました。ですから、今日の試合をしっかりと振り返って来週の中総体に臨んでいきたいと思います。
さて、来週から始まる中総体は福岡県リーグとは大きく異なることが2つあります。
1つは試合時間が60分と短くなるため、先制点が大きくものをいうということです。逆に先制をされると極度に苦しくなる大会でもあります。また、PK戦が多いことも特徴の一つです。
2つ目は最初からノックアウト方式のトーナメント戦だということです。極端な話をすれば、来週の2回戦で中総体が終了する可能性もあります。勝負は何が起こるか分かりません。戦力的に上回っているチームが初戦で敗れることはよくあります。実際に兄貴分の高校生は、全国から優秀な選手をスカウトしてきても、今年の夏の大会は県大会ベスト8で敗れており、インターハイも春の九州大会も出場できませんでした。
短時間(60分)の試合でノックアウト方式(トーナメント戦)という非常にストレスのかかる試合を勝ちあがるためには、技術や戦術だけでは難しいです。やはり、フィジカル的な要素やメンタル的な要素、そして勢いが必要となります。常日頃のオンザピッチのみならず、オフザピッチ(学習や日常生活)の取り組みも勝敗を大きく左右することでしょう。
ここまで来たら、あとは選手の持っているストロングポイントを引き出すことができるかどうか…。もはやウィークポイントを修正する時間もありませんので、今できることで勝負をしていきます。今できることにしっかりと自信を持たせきれるかどうかが中総体の勝敗を分けるポイントでしょう。
ここ1カ月ほどは新人戦の時のような勢いを取り戻しつつあります。しかし、新人戦の時のような勢いでは、新人戦を超える結果を残すことはできないでしょう。それを超える勢いを生み出すためにここからまた1か月間チャレンジしていきます。1か月後の7月19日(火)は福岡市大会のベスト4が決まっている状況です。その時に福岡県大会出場をかけた4チームの一つとして生き残っていられるように頑張っていきたいと思っています。
最後になりますが、本日は中総体の激励会を保護者の皆様方が行ってくれました。本当に心から感謝申しあげます。選手たちと共に長い夏が送れるよう、また、保護者の皆様方にとっても楽しい思い出の夏となるよう、全力を尽くして指導にあたってまいりたいと思いますので、どうぞ引き続き温かいご声援をよろしくお願いいたします。
それでは、今日はこの辺で…。
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