山笠リーグ(中総体博多区1次予選)
3月18日(土)福岡市立板付中学校G
第7節 10:20~
東福岡自彊館中 0-1 板付中
※通算成績6勝1敗(勝点18)
今日の山笠リーグは残念ながら負けてしまいました…。
ミスからの失点ではあったものの、前半の早い時間帯だったので、落ち着いてきちんとボールをゴール前まで運ぶことができれば、十分に取り戻せるとは思っていましたが、思いのほか連携がバラバラで組織として機能せず、流れを取り戻すことができずにタイムアップを迎えたゲームとなりました。
負けるべくして負けたゲームだと思いますので、またきちんとボールを丁寧に扱うトレーニングを反復して夏の中総体では勝利できるように修正をしていきたいと思います。
しかしながら、今日のゲームは久しぶりに自チームの良くない所がたくさん出たゲームでした。むしろ、今の時期に膿を出せてよかったとも思います。選手たちも自分たちのどこに問題があるのかを知ることができたと思いますし、今日の試合の問題点をいかにして修正をしていくのかを考えていくきっかけになればそれもまた収穫だと思います。しかしながら、その問題点は山のように出ましたので、とてもチームトレーニングだけで修正できるものではありません。ですから、チームトレーニングで修正できない部分は各自のフリー練習で取り組んでいかなければなりません。苦手なことに取り組むことは非常にメンタル的に辛いものがあります。そして昨日のブログにも書きましたが、できないことをできるようにするためには多くの時間が必要です。多くの選手はこれくらいでいいだろうと妥協をしてしまい、十分なトレーニングを積み上げていないままゲームに臨むので不安を抱えたままでプレーをし、緊張状態でこれまでできていたこともできない状況になって、悔いの残る敗戦を迎えて引退をしていきます。そのような結果を迎えたくなければ、この敗戦に対ししっかりと向き合うことが大切です。今日の敗戦はたまたま負けたわけではなく「負けるべくして負けた」と最初に書きました。人は謙虚さを失ったら成長はありません。今の自分自身のプレーの問題点はどこにあるのか?技術の問題なのか?それとも判断(選択肢)の問題なのか?技術の問題は誰が見てもミスなので修正しやすい部分ではありますが、判断のミスは本人が気づいていない場合も少なからずあります。その部分はこちらからも指導をしていきますが、なかなか受け入れられない選手もいるでしょう。その時に大切なことは、チームメイト同士で意見を言える環境を構築することだと思います。チームメイトの意見の方が耳を傾けることができるならそれでも構わないと思います。今日もケガでピッチに立てない選手がゲーム中にピッチ内の選手に声をかける場面がありました。ピッチに立つことができなければ、声でサポートをしてやれればいいと思っています。
私はこの山笠リーグは結果も大切ではありますが、選手の主体性を高める場として位置付けてきました。可能な限り自分たちで判断と決断をすることを求め、サッカー選手としての自立を促すことを目的としています。残念ながら、福岡県リーグには昇降格があるのみならず、近年の2部リーグは中体連の九州大会レベルのチームばかりが在籍をしていることもあり、山笠リーグのような戦い方はできません。ただ、最終的には県リーグでも山笠リーグと同じように選手が主体的に戦えるようになることが重要で、それができなくては全国大会への道は閉ざされたままとなってしまいます。中体連の九州大会常連校の中には九州リーグに所属をしている中学校や各県の1部リーグで戦っている中学校も少なからずあり、現在の県リーグ2部のレベルで選手たちが主体的に判断と決断を行いながら高いテクニックを発揮できるようにしていかなければなりません。道は果てしなく遠くにあるように思えるかもしれませんが、千里の道も一歩からで一つ一つ積み上げていくしかありません。今できることを100%出し切ることだけを考えてまた明日も難しいゲームではありますが戦っていきたいと思います。
では、また明日の夜に福岡県リーグの結果は記載したいと思います。今日は久しぶりに副審をしている時に全力疾走を何度かしたので「すね」が痛くなりました…。以前はふくらはぎや太ももの裏側などが痛くなったものですが…。年齢と共に痛みの場所も変わってきたようです。
ということで、今日は風呂にゆっくり浸かって疲れを取り早めに就寝したいと思います。選手のみんなもYouTube動画はほどほどに、さっさと寝て明日に備えましょう。それでは今日はこの辺で…。
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