2024 福岡県ユース(U-15)サッカーリーグの結果(7/13・7/15)

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試合結果

少し時間が空いてしまいましたが、今日は先日行われました福岡県リーグの振り返りをしていきたいと思います。

2024 福岡県ユース(U-15)サッカーリーグ3部Aパート
7月13日(土)東福岡高等学校人工芝サッカー場
第15節 16:00~
東福岡自彊館中 2-3 フクオカーナ2nd
※通算成績:6勝2分2敗(勝点20)

まず、土曜日に行われたフクオカーナとの対戦は、これまでの戦い方を大幅に変えて、中総体を意識した守備的な戦い方を要求しました。今週末からスタートする福岡市大会では負けたらそこで大会が終了するノックアウト方式のトーナメント戦ですので、まずは負けないための守備の構築を第一に考えていかなければなりません。この日のゲームは残念ながら3失点と今一つの守備の状況ではありましたが、まずはどこから守備をするのか。また、どのように守備をするのかを注入することが第一の課題でしたので、その部分の落とし込みはできたのではないかと思います。

あとはとにかくひとりひとりのコンディション作りが最重要課題です。しっかりと暑い中でも集中してプレーすること。そして中総体はミスを多くした方がほぼ間違いなく負けてしまうので、できるだけミスをしないようにきちんと正確な技術を発揮できること。その他にもたくさんの事柄がありますが、まずは心と身体がきちんと整っていなければいいゲームはできません。様々な理由があるとは思いますが、現時点ではまだ心と身体が整っていない選手が多いように感じています。もちろん、何をきっかけに心と身体が整い、良いプレーができるようになるかは正直分かりません。ただ、自分がこれまでのゲーム経験で一番良かった時のことを常に思い浮かべることは大切だと思います。私自身も勝利をしたときのイメージを常に頭の中で描きながらピッチ上の選手たちに声掛けをしています。最近は結構厳しい言葉かけが多いと自覚していますが、私の中では今年の選手たちはもっともっとできると思っています。

さて、このゲームでも先制点を取ったのは我々でしたし、同点に追いつかれはしたものの次の2点目を先に取ったのも我々でした。すなわち、ゲームの展開は決して悪くはなかったと思っています。ただ、失点のシーンについては正直なところかなりの修正が必要だと感じました。その点についてはすでに15日のゲーム前のウォーミングアップや昨日、そして本日のトレーニングでも取り組んでいます。もちろん、明日もやらなければならないでしょう。しかし、徐々に改善はしてきていると思うので、今週末の土曜日にはぜひその形からの失点をしないように注意する必要があります。とにかく失点の形や時間帯などがパターン化していることを念頭に置き、その状況をしっかりと打開できるように修正のトレーニングに取り組んでいってもらいたいと思います。

それでは、続いて15日(月・祝)福岡県リーグの振り返りをしていきたいと思います。

2024 福岡県ユース(U-15)サッカーリーグ3部Aパート
7月15日(月・祝)東福岡高等学校人工芝サッカー場
第5節 16:00~
東福岡自彊館中 2-1 グーリッド朝倉2nd
※3月16日(土)の振替試合となります。
※通算成績:7勝2分2敗(勝点23)

さて、15日(月・祝)のグーリッド戦は2日前の土砂降りの雨のゲームとは打って変わって天気も良く、また非常に暑い中でのゲームとなりました。なお、このゲームは先制点を取ることができた上に、追加点も取れて優位性を保ちながらゲームができたことは良かったと思います。残念ながら、ボールは2日前のフクオカーナ戦と同様に相手方に握られていましたが、言い方を変えるとボールは相手に持たせているという認識で我々は戦っていましたので、メンタル的にはそこまで苦しくはなかったように感じます。ただ、奪いどころで奪いきれない場面もあったので、その部分は課題ですし、手堅く勝つためにはもっと守備の意識を高める必要があります。この手堅く勝つというのが、イタリアで最も美しいと言われる「ウノゼロ」の勝利です。「ウノ」はカードゲームでもお馴染みだと思いますが、1を表しています。したがって「ウノゼロ」は1-0での勝利という意味です。これまでは前からプレスをかけてボールを奪い取り、ショートカウンターで何度もゴールに攻め込むという攻撃的な守備を要求してきましたので、得点シーンも多く見られたことと思いますが、この戦い方では長く戦うことはできません。長く戦い続けるためには、根本的に守備のやり方を変えていく必要があります。そしてその戦い方はフクオカーナ戦よりもグーリッド戦の方ができていたのではないかと感じています。

正直なところ、点が取れれば嬉しいのは事実ですし、交代の選手も数多くピッチに立たせることはできると思います。ただ、たくさん点を取るために攻め続けて攻め疲れすることも多々あります。一戦必勝であることは間違いないので、悔いのないように全力で戦ってもらう必要があるのは事実です。ただし、目の前の相手を倒すことだけに100%集中していては、これまでの経験上長くは戦えません。「森を見て木も見る」が最も適当な言葉ではないかと思っています。よく「森を見て木を見ず」「木を見て森を見ず」という言葉を耳にしますが、私は常に状況を俯瞰しながら、両方に意識を傾け、全体を観ながら、局面も同時に観れるようにしていきたいと思っています。

さて、いよいよ今週の土曜日から福岡市大会が開幕します。「準備は万端か」と言われればまだやれることは残っているというのが本音ではありますが、残された2日間でやれることは限られています。また、修正できることは最後までしっかりと取り組んでいきたいと思っていますが、中総体はゲームで勝利を重ねるごとに強くなっていくのもまた事実です。「勝って強さを増す」の言葉の通り、今年のチームもまだ未完成ではありますが、勝つという経験を通じてチームの完成に向けて努力を重ねていきたいと思います。
ぜひ、今年のチームも多くのサポーターの方々に応援をしてもらえるように、中総体を戦ってまいりますので、お時間の許される方は7月20日(土)の9時20分kickoffのゲームに足を運んでいただけると幸いです。ちなみに会場は福岡フットボールセンターで初戦の相手は香椎第一中学校です。会場でたくさんのサポーターの方々とお会いできることを楽しみにしています。

それでは、今日はこの辺で…。おやすみなさい。

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