今夜は「めんの山一」杯の振り返りをしていきたいと思います。今回は福岡県リーグの最終節と日程が重なってしまったこともあり、ゲームの内容はよく分からないというのが正直なところですが、引率をしてくれた近藤先生や山下コーチから詳細に報告もありましたので、今後はそのことを踏まえてトレーニングを構築していきたいと思います。
「めんの山一」杯 第17回ジュニアユースサッカー大会
9月14日(土)島原市平成町人工芝サッカー場
予選リーグBパート
第1試合 11:30~
東福岡自彊館中 2-2 長崎南山中
第2試合 16:00~
東福岡自彊館中 2-3 有明中・三会中(合同)
通算成績:1分1敗(勝点1)予選リーグ3位で下位リーグ戦へ
9月15日(日)島原市平成町人工芝サッカー場
下位リーグ戦
第1試合 10:10~
東福岡自彊館中 1-2 キララグランツFC
第2試合 12:30~
東福岡自彊館中 2-1 武雄中
第3試合 14:50
東福岡自彊館中 0-4 海星中
2日間の通算成績:1勝1分3敗
さて、今回の島原遠征は14名という大変少ない人数でのゲームでしたが、そのぶん多くの選手がA戦を経験することができました。また、いろいろなポジションを交代でやれたことも良かったと思います。なかでも、〇〇はこのポジションは良かったです。とか、△△はこのプレーが課題ですね。など、近藤先生からの報告も細かくいろいろな角度から観てきてくれていて、新人戦に向けての選手選考の参考にさせてもらっています。
ところで、今回の島原遠征は結果だけを見ると1勝1分3敗ですから大きく負け越してます。しかしながら、1番大きな収穫は海星中とのゲーム以外は全てゴールを奪うことができたことです。9月上旬に島原遠征に向けてのメンバー発表を行った頃は、シュートまでいくことが難しいという状況だったのですが、そのあと何度も上級生とのトレーニングマッチ(ミニゲーム)を反復する中で、徐々にいい形が見られるようになって、もしかしたらゴールを奪うことができる場面も出てくるのではないかという思いで、島原遠征へ14人を送り出しました。
ただ、1日目の2試合を終えて4ゴール。5失点をした部分はもちろん守備の課題があるわけですが、それよりもゴールを奪うためにシュートを何本もうったこと。また、相手のゴールの近くまで、パスやドリブルという手段を用いて運ぶことができたこと。このことが大きな収穫だと思っています。
選手を育てるということはものすごい時間がかかります。一気に上手になることなどありません。
また、みんながサッカーをやっていたわけでもなく、中学校からサッカーを始めた選手もいます。
でも、時間をかけてたくさんのゲームを行って、その修正のトレーニングをたくさんやって、またそのトレーニングの成果を確認するためのゲームをたくさん行っていけば、少しずつでも必ずレベルは上がっていきます。質は大事です。でもそれ以上に量が大切です。トレーニングで重箱の隅をつつくように細かいところまで要求し、そしてその細かいところをゲームでも要求します。私のサッカーに「よきにはからえ」はなく、絶対に妥協はしないようにしています。どのレベルの選手に対しても同じように要求します。もちろん、選手の発達段階に応じてプレーの強度に関しては配慮はしますが、それでも基本的な技術の部分については同じように要求します。
そのように指導をしていくことで、少しずつレベルが上がっていきます。特に今回は6名の選手が福岡に残りましたので、新人戦の枠はまずは残り5つです。ただ、11人だけで勝ち上がっていくことは非常に難しいでしょうから、交代メンバー等のことも考えると最低でも8名くらいは新人戦で使えるところまでいかなければなりません。新人戦の予選リーグは10月5日(土)、6日(日)から始まりますので、明日と明後日のTRM。そして28日(土)、29日(日)の堺整骨院杯グローバルアリーナフェスタで評価をしていきたいと思っています。
今週1週間の朝練はとにかく「ゲーム慣れをさせる」をテーマに6vs6や9vs9などのミニゲームやハーフコートゲームを行っています。福岡県リーグで福岡に残留した選手達も新チーム組に入り、3年生に対して積極的にチャレンジをしてくれています。
今は、3年生が1・2年生を鍛えてくれていますし、県リーグ組の2年生もしっかり引っ張ってくれています。これから「めんの山一」杯に参加をした選手がどんどんレベルアップしていって最終的には県リーグ組の6名からポジションを奪うような選手が台頭してきてほしいと思っています。やはり、世は下剋上でなければなりません。「下の者が上の者を引きずり落して上へのし上がっていく」ような環境をもっともっと作っていきたいと思っています。
最近の中体連は働き方改革の影響もあってか、正直ちょっと元気がありませんが、私自身はもっともっと熱量を上げて選手たちと関わっていけたらと思っています。
それでは、明日は今年の中総体のファイナリストになった田主丸中とのTRM、明後日は今年の中総体チャンピオンの思永中とのTRM。下剋上していくにはもってこいの相手です。ぜひ、チャレンジ精神を常に持ち続け頑張っていってくれることを期待しています。
では、また明日グラウンドで…。おやすみなさい。
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