令和6年度 福岡県中学校U-14サッカー大会福岡地区予選の結果…。

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試合結果

今日は昨日、一昨日に行われましたU-14大会の振り返りをおこなっていきたいと思います。昨日の勝利で無事に福岡県大会の出場権を獲得することができました。高校のように決して守備力があるわけではないのですが、4試合を通じて無失点で次のステージに進出できたのはよかったと思います。

令和6年度 福岡県中学校U-14サッカー大会福岡地区予選
1月11日(土)福岡市立青葉中学校G
3回戦 9:00~
東福岡自彊館中 3-0 原北中
1月12日(日)福岡市立青葉中学校G
4回戦 9:00~
東福岡自彊館中 3-0 三宅中
※2月1日(土)に行われる準々決勝(5回戦)に進出

さて、冬の遠征の成果が試された今回の2日間のゲームは、近藤先生指揮のもと非常に多くの選手をピッチに立たせ、チームを勝利に導いてくれました。冬休み明けの1週間はなかなか十分なトレーニングを積み上げることができなかったこともあり、コンディション的にどうかなという一抹の不安はありましたが、終わってみればきちんと2ゲームとも3-0のスコアーだったのでホッとしているところでもあります。
ただ、一方で課題もたくさん見つかりました。少し離れた所でゲームを観ると、いつも以上に観えてしまうものもあります。特に決定的な場面でシュートミスをしてしまった場面や、シュートをうたせるためのラストパスの質が低くて得点を奪うことができなかった際に、それが判断のミスなのか技術のミスなのかを検証すると明らかに技術のミスが多いのが実情です。攻撃的に戦うことができると判断した対戦相手の時にはゲーム前にもっとシュートのドリルトレーニングを行っておく必要性を改めて強く感じます。ドリブルからのシュート、ワンツーなどのポストシュート、クロスからのシュートなど、きちんとインサイドキックやインステップキックで強く蹴るトレーニングは上のレベルでチャレンジするためには必要不可欠な要素です。今一度キックの構成要素を抑え直し、強く正確なキックをトレーニングしておく必要があります。これは全てのプレーヤーにあてはまることです。

あと、守備の面でもコミュニケーション不足によるピンチが少なからずあります。一言声を掛け合うことで改善できる場面で声を出すことができず、危ない場面をつくられていましたので、この部分は早急に改善が必要だと思います。意識の部分が多くを占めるところでもあるので、気持ちの持ちようが大切です。また、ビルドアップ(後方からの組み立て)とクリアーの使い分けの判断はもっと積み上げが必要だと思います。点差であったり、時間帯であったり、相手の守備の立ち位置であったりで判断を瞬時に変えていかなければなりません。基本は丁寧に後方から前方にインサイドキックで繋いでいくことが理想ではありますが、相手が前線からボールを奪いに来ていたり、中盤のプレーヤーに受ける気がない(顔出しをしない)場合は、クリアーを含めたロングフィードも必要です。ただ、そのボールの質を向上させるためにはやはりドリルでインステップキックを反復する必要があります。やはり、まずは基本的な技術レベルの向上をもっともっと追及していかなければなりません。

最後に2月の福岡県大会に向けての修正課題を確認しておきたいと思います。

①決定機を確実に決めるシュートの質の向上
②相手のコートでボールを奪いきる前線からの守備
③攻守の切り替えのスピードアップ
④ピッチを幅広く使った攻撃(中央突破とサイド攻撃のバランス)
⑤セットプレーのデザイン

他にも上げればたくさんありますが、残りの2週間でやれることをひとつひとつきちんと改善したうえで2月1日を迎えたいと思います。さて、折り返し地点の4回戦が終わりました。U-14大会は7回戦です。優勝まであと3ゲーム。ようやく新人戦で優勝したチームと同じ立ち位置まで来ることができました。ぜひ、悔いのないゲームを行えるように良い準備をしていきたいと思います。
それでは、今日はこの辺で…。また明日の朝練から頑張りましょう。

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