福岡県リーグ第11節の振り返り(5/10)

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今日は昨日行われました福岡県リーグ第11節の振り返りをしていきたいと思います。
残念ながら昨日は1-2で敗れてしまい、勝点を積み上げることはできませんでした。今日は現状の分析と今後の対策について述べていきたいと思います。

2025福岡県リーグ2部Aパート
5月10日(土)上毛町大池公園多目的運動広場
第11節 9:30~
東福岡自彊館中 1-2 MARS福岡
※通算成績:5勝6敗(勝点15)

昨日のゲームはMARS福岡との対戦でしたが、相手チームの出足の良さにミスが多く出てしまい、結果的に1-2で敗れてしまいました。前期リーグでは5-0で勝利していただけに残念ではありますが、これが県リーグだと思っています。前期・後期の両方を勝つことは決して簡単なことではありません。実際に我々もこれまでのリーグで前期で敗れて後期で取り返して勝点を積み上げて残留を果たしてきた歴史があります。前期で敗れたチームは後期では絶対にひっくり返してやるという気持ちを持って臨んでくるものです。

この前期に勝って後期で負ける。新人戦で勝って中総体で負けるというのはこれまでも何度もありました。まだまだ中学生なので次も勝てるだろうという甘い気持ちが選手たちの中には少なからずあるのかもしれませんが、私自身はこの20年間を戦ってきて何度も同じ経験をしてきましたので、昨年と同様に今年も中総体を早く撤退することも十分にありうると思っています。もちろん、1日でも長く大会に参加し続けたいという気持ちは持っていますが、こればかりはやってみないと分かりません。

ただ、敗因ははっきりしています。この部分を意識的に改善できるかどうかです。
①こぼれ球の回収率が低い
②正確なインサイドキックを使用しない
③決定的な場面で決めきれない
④ゴムチューブなどの地味な筋力トレーニングに妥協しない

昨日のゲームはとにかくこぼれ球の回収率が非常に低いと感じられました。本来ならば相手コートでこぼれ球を数多く回収し、素早くゴール前にボールを運ばなければならない所ではありましたが、この回収ができなかったことが敗因の一つだと思います。

②最近はあまり細かいことを言わないようにしていますが、安易にアウトサイドやヒールキックを使う選手が多いように感じます。確率が低いキックなのでミスが多発します。サッカーはミスの数が多い方が負ける競技です。負ける要因を0にすることが勝利につながるのに、勝利から遠ざかるプレーをする理由が分かりかねる状況です。あと、高校の指導者は安易なアウトサイドキックを非常に嫌います。自分で自分の評価を下げないようにすることも大切なことだと気付いてほしいものです。

決定的な場面でゴールを奪うことができない。これは今年のチームの年間を通じての課題だと思います。決定機はクラブチームが相手でも中体連チームが相手でもそれなりに作ることはできています。ただ、決めるべきところで決めきれないことが負けにつながっていることは事実です。現状としてシュートのテクニックが低いのは課題だと思いますので、たくさんのトレーニングが必要と感じています。

④現在、フィジカルトレーニングの一環としてゴムチューブを用いてトレーニングを継続して行っていますが、最近の取り組みをみていると、ただ形だけ、回数だけこなしている選手が少なからず見られます。身体接触で簡単に倒れてしまう選手やこぼれ球が拾えないのもフィジカルの弱さが原因です。中学生も最後の大会になるとテクニックよりもフィジカルの勝負になります。そしてフィジカルは自らの強い意識を持って取り組むしかありません。プロの選手も高校生も全体練習の後に自らウエイトトレーニングなどの筋力トレーニングを欠かさずに行っています。意識の差がサッカーに出始める時期だということを認識してほしいところです。

と、他にもいろいろと思うことは多々ありますが、まずはこの4点を改善するだけでもチームは大きく変わると思いますので、継続して落とし込みはしていきたいと思います。中総体の開幕まで残すところあと1か月です。今年は例年より早く6月15日(日)が開幕ゲームとなります。一歩一歩確実に成長できるように頑張っていきたいと思いますので、引き続き温かいご声援をどうぞよろしくお願いいたします。

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