今日は先週末に行われたうきはカップの振り返りをしていきたいと思います。少し時間が経過してしまいましたが、自チームの問題点がたくさん浮き彫りになったゲームだったので、記録として残しておきたいと思います。
令和7年度 うきはカップ竹上杯中学生サッカー大会
5月31日(土)久留米東部運動公園G
1回戦 9:30~
東福岡自彊館中 4-0 筑邦西中
2回戦 15:00~
東福岡自彊館中 6-0 大和中
6月1日(日)田主丸多目的G/船越運動公園G
準々決勝 9:30~
東福岡自彊館中 3-2 浅川中
準決勝 13:00~
東福岡自彊館中 1-2 筑後北中
うきはカップ第3位

先週末の2日間は久しぶりのゲームだったこともあり、モチベーション的にはそれなりにあったとは思うのですが、簡単なミスが非常に多く課題が残る内容となりました。また、当日は天候が非常に良く、暑さが厳しかったこともあり、運動量があまり上がりませんでした。もう少し日常のトレーニング強度を上げる必要があると感じています。さらに、試合勘が鈍っているとも思いました。5月10日(土)のMARS福岡との県リーグ及び11日(日)のHIGASHI FCとのTRM以降にフルコートのゲームをしていなかったので、ビルドアップも中盤でのボール保持もあまりできなかったように感じています。一方で課題としていた決定率の向上という部分に関しては、ずいぶんと改善が見られました。決定率3割以上を目標設定としていたのですが、敗戦となった筑後北中とのゲーム以外は3割以上をクリアーできたので一定の評価はできるのではないかと思います。とにかく今年のチームは守備が課題なので、3点取られても4点取る手段を準備しておかなければなりません。特に前半から守備的に戦い、カウンターアタックでゴールを奪いに来るようなチームとは必ず中総体のどこかで戦うことになるでしょうから、こちらはとにかく前半で勝負を決めに行くんだという強い気持ちを持ってゲームに臨む必要があると感じています。

しかしながら、準決勝の筑後北中とのゲームは残念ながら力負けでした。初歩的なミスが連続してリズムが作れず、失点を重ねてしまいました。こんなミスをしているようであれば、中総体でもおそらく長くは戦えないでしょう。もう少しチームの中における緊張感や集中力の維持が求められます。簡単にミスをすることを許してはなりません。しかしながら、今のチームはお互いのミスを簡単に許し、傷を舐め合っている弱小集団に他なりません。ゲームはミスをした方が負けますので、ピッチに立つ以上は責任をもってミスをせずにゴールを奪い、ゴールを守らなければなりません。その部分の責任感を持たなければ結果は絶対に出ないと感じています。結果が出ている年というのはやっぱりミスが少ないです。ミスがゼロということはもちろんありませんが、同じミスを繰り返さないのはもちろんのこと、ミスが発生する要因を可能な限り除去する力があったと思います。今年のチームのストロングポイントは例年以上に自分たちがボールを保持できる機会が多いということです。ただ、そのボールを失った後の攻守の切り替えが遅くてカウンターでゴールを奪われる、もしくは奪われそうになることはこれまで何度もありました。もっとシンプルかつスピーディーに攻撃をシュートで終わらせる意識を持たせる必要があります。ゴールが奪えない攻撃は「絵に描いた餅」であり何の役にも立ちません。決定機を外して惜しいなどと言っていては結果など絶対に出るはずがありません。決めるべきところで決める力。身体を張ってチームのためにシュートをブロックする力。とにかく全ての局面において負けないという強い気持ちと身体的強さが必要だと思います。

さて、6月に入りいよいよ中総体が15日(日)より開幕いたします。中総体期間中には福岡県リーグが2試合入りますし、TRMも入れました。暑い中でも動き続ける身体を維持し、更に強化をしていくための場の設定は十分にできていると思いますので、とにかくあとは戦わせるだけです。特に3年生は最後の中総体となります。ノックアウト方式のトーナメント戦ですので、絶対に悔いを残さないように全てを出し切って次のステージへ進むという強い気持ちを持って臨んでくれることを心から願っています。
それでは、今日はこの辺で…。
明後日のオエステ福岡戦も難しいゲームになると思われますが、選手と共に全力で戦ってきます。たくさんのサポーターの皆様の温かいご声援をどうぞよろしくお願いいたします。
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