猛暑の中で行われた中総体福岡県大会でしたが、今回は優勝という最高の形で終えることができ、本当に嬉しく思います。選手たちは勝利を重ねるたびに力強さを増していきましたし、自信を深めていってくれたように感じます。わずか4日間ではありましたが、選手たちは本当に大きな成長を遂げてくれました。
今日は福岡県大会を終えての感想を残しておきたいと思います。

令和7年度 福岡県中学校サッカー大会
7月27日(日)八女東部スポーツ公園G
1回戦 11:15~
東福岡自彊館中 0-0(PK4-1) 浅川中(北九州1位)
7月28日(月)八女東部スポーツ公園G
準々決勝 9:30~
東福岡自彊館中 1-0 福間中(筑前1位)
7月29日(火)八女東部スポーツ公園G
準決勝 9:30~
東福岡自彊館中 3-0 三国中(筑後1位)
7月30日水水)八女東部スポーツ公園G
決勝 9:30~
東福岡自彊館中 1-1(PK5-3) 犀川・豊津中(京築1位)
※7年ぶり2度目の中総体福岡県大会優勝

さて、今大会は第3代表からの挑戦となりました。結果として各地区の第1代表と戦うことになったわけですが、失うものが何もないので気持ち的には例年以上に楽でしたし、「第3代表で福岡県で優勝したらこれはすごいことになるぞ」というワクワク感の方が強かったように感じます。
あとは、福岡市大会の準決勝で長丘中に5失点をして負けているので、福岡市大会から福岡県大会の間のトレーニングは以前のブログでも記載したように守備のトレーニングとPK戦の練習を繰り返し行ったことが功を奏したと思っています。守備に関しては犀川・豊津中の決勝戦以外は無失点でしたし、大量得点を重ねて勝ち上がってきた犀川・豊津中にも1点で守り切ったわけですから本当によく頑張ったと思います。ただ、福岡県リーグのSALTZ FCの猛攻を後期リーグでしのぎ切った経験があるので、彼らがしっかりと集中力を維持して戦い続けてくれれば、今回の福岡県大会における失点1はそこまで特別なことではないと思っていますし、もっと選手たちは自信を持っていいと思っています。しかしながら、特筆すべきはPK戦で全てのキックを成功させたことです。負けたらそこで終わりのノックアウト方式のトーナメント戦でキッカーが緊張しないはずがありません。しかし、1回戦の浅川中のキッカー4人、決勝戦の犀川・豊津中のキッカー5人ともに落ち着いて素晴らしいキックをしてくれました。これまで、幾度となく中総体はPK戦で敗れてきました。春の九州大会に出場しても夏の福岡市大会PK負けもありました。新人戦で福岡県大会ベスト4まで行っても夏の福岡市大会PK負けもありました。高校生とのTRMでも負けないくらいバチバチ戦っていた学年もPKで負けました。PKの練習は毎年やります。それでも夏は勝てずに悔しい思いをしてきました。ですから、今回の福岡県大会で2度もPK勝ちで次のステージの切符を勝ち取ってくれた選手たちを本当に誇りに思います。

しかしながら、今回の福岡市大会と福岡県大会は本当に総力戦でした…。
本当にチームの勝利のためにみんなが頑張ってくれたと思います。ピッチで戦う選手は言うまでもなく、ベンチ入りしている選手たちも様々なところでサポートをしてくれましたし、ベンチ外の選手たちもアイシング用の氷袋を作ってくれたり、横断幕の貼り付け、ボトルにドリンクを補充するなど様々な形で協力をしてくれました。また、保護者の皆様も暑い中、また平日にも関わらず、たくさんの方々が応援に駆けつけてくれました。さらにOBもOBの保護者の方々も本当にたくさんの方々が応援に駆けつけてくれました。それから小学校時代に本校の選手を指導してくれた指導者の方々も教え子の頑張りを観に来てくれました。
とにかく勝利を重ねるたびに、応援のメッセージが増えていきましたし、たくさんのアドバイスも頂きました。本当にこの福岡県大会の優勝は本校サッカー部を支えてくれるサポーターの力なくしては達成できなかったと思います。

また、サポーターの方のみならず、大会を運営してくださった方々やレフリーを担当してくださった方々、私も大会の途中で敗れた際には、会場係としてマッチコミッショナーを担当したり、テント建てや椅子並べや駐車場係もやってきました。誰もがベンチで選手たち共に今日も戦いたいという思いに違いありません。そのような状況の中でも、プレイヤーズファーストで選手たちが全力を尽くして中総体を戦えるように様々な方々が、素晴らしい環境を整えてくれました。
本当に心から東福岡自彊館中学校サッカー部を支えてくださったすべての方々に心から感謝いたします。ありがとうございました。また、8月5日(火)からの九州大会でも地元福岡県の代表として恥ずかしくない戦いができるように全力で準備を進めていきたいと思います。とりあえず、明日には九州大会の対戦相手が決定するので、どのチームとの対戦になっても思い切って悔いなき戦いをしてきますので、引き続き多くの方々に支えてもらえるよう、決して鼻が高くなるようなことなく謙虚な気持ちを常に胸に抱きながら日々精進をしていきたいと思います。
それでは、明日も早いので今日はこの辺で…。おやすみなさい。
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