今日は先週末の2日間のゲームを振り返っていきたいと思います。結果は残念ながらU-14大会は年を越すことはできず、春の九州大会の出場権を獲得することはできませんでした。「負けに不思議の負けなし」ですので、必ず2回戦敗退の原因は自分たちにあります。謙虚な気持ちでこの敗戦を受け入れ、次の福岡県リーグに向けてリスタートを切りたいと思います。
福岡県中学U-14サッカー大会福岡支部予選
12月20日(土)雁ノ巣レクリェーションセンターDコート
2回戦 10:50~
東福岡自彊館中 0-2 高宮中

今回のU-14大会は新人戦の時とは異なり、メンバーもコンディションに多少のばらつきはあったものの、一応ベストに限りなく近い布陣で臨みました。ボールは高宮中が持つ時間が長いだろうということを前提に守備の強化に取り組んできました。個人の能力では対応することが難しいと思っていたので、1人に対して2人で挟み込んで奪いに行くことを要求していたのですが、プレスを十分にかけきることができず、前半の立ち上がり3分で失点をしてしまったのが非常に残念でした。相手の方が強いと分かっている際には、できる限り長い時間0で守らなければなりません。もちろん、前半0-1で折り返した場合のプランは準備していましたが、0-2になると否応なしに前に出なければなりません。前に出るということはさらに失点をするリスクが高まります。結果的に前半の2失点が最後まで尾を引く形となり0-2の完敗でした。正直なところ、まだ強い対戦相手との経験値が不足していて、戦い方が分かっていないプレーヤーが多いというのが現状だと思います。とにかく相手のレベルに応じて臨機応変に対応ができるようにこれからのゲームで経験値を上げて最後の夏の中総体に臨めるようにしていきたいと思います。
山笠リーグ(中総体博多区1次予選)
12月21日(日)福岡市立席田中学校G
第5節 9:00~
東福岡自彊館中 13-0 住吉中
※通算成績:4勝1分(勝点13)
第6節 10:30~
東福岡自彊館中 6-2 席田中
※通算成績:5勝1分(勝点16)

昨日の山笠リーグは少し肩の力も降りたのか、ずいぶんとリラックスをしてゲームに臨むことができていたように感じます。特に1試合目はスコアーの差も開いたので、参加していた選手全員をピッチに立たせることができ、A戦を経験させることができたのは良かったと思います。
さて、昨日のゲームはこれまで新チームに入ってから取り組んでこなかったビルドアップ・ボールポゼッション(ボールを失わずに前方に運ぶ)に取り組みました。日々のトレーニングでパス&コントロールは時間をかけて取り組んでは来たものの、まだ相手がいるゲームでやるのは難しいのではないかと思って要求をして来なかったのですが、U-14大会も早々に敗退が決まったので、この冬の遠征でしっかりと取り組んでいきたいと思っています。もちろん、事故は多発することが予想されますし、失点もこれまで以上に増えることが予想されます。ただ、蹴って走るだけでは夏の中総体や福岡県リーグでは戦えません。ボールをある程度しっかり保持できるように強化をしていく必要があります。あとは、課題はスタミナを含むフィジカル能力の向上です。残念ながらU-14大会の敗因の一つに走力不足があげられます。もちろん、県リーグでも十分に通用する能力を現時点ですでに持っている選手もいますが、実際のところはまだスタメンの中でも数名にすぎません。もっと厳しいゲームを通じてタフな選手を育てていかなければならないと思っています。ぜひこの冬休みのゲームを通じて多くの選手が成長していってくれることを期待しています。なお、この冬休みには宿泊を伴う遠征も予定しています。しっかりとオンザピッチのみならず、オフザピッチのレベルも各自がしっかりと引き上げる意識を強く持って臨んでほしいと思っています。そして必ず成長を遂げたうえで3学期を迎えるようにしましょう。
最後になりますが、いつも本校サッカー部を温かく見守ってくださるサポーターの皆様ありがとうございます。今年はまだ現時点では昨年や一昨年のような結果は出てはおりませんが、少しずつチームは変貌を遂げようとしています。この冬休みの期間、そして3学期にたくさんのトレーニングとゲームの経験を積んで「奪還」を合言葉に努力精進を続けていきたいと思います。ぜひ、引き続き東福岡自彊館中学校サッカー部のサポートをどうぞよろしくお願いいたします。


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