春休みのTRMを終えて…。

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試合結果

今日は久しぶりのOFFです…。

春休みに入ってずっとトレーニングとTRMを続けてきました。

幸いなことに新型コロナウイルスに感染した選手は一人もおらず、活動を続けることができて本当にありがたい限りです。残念ながら春休みの大阪・奈良の遠征は実施できませんでしたが、ひとつひとつ福岡県リーグに向けてやるべきことをやれているとは思います。

さて、今日は春休みのTRMを終えて思うことを少し書いていきたいと思います。


3月29日(水)福岡市立香椎第三中学校G

14:00~ A戦(60分)

東福岡自彊館中 3-0 香椎第三中

15:30~B戦(40分)

東福岡自彊館中 2-1 香椎第三中


4月2日(土)東福岡高等学校人工芝G

13:30~ A戦(80分)

東福岡自彊館中 3-0 島原第一中

15:00~ B戦(50分)

東福岡自彊館中 2-0 島原第一中


4月3日(日)福岡市立三宅中学校G

14:30~ A戦(60分)

東福岡自彊館中 2-2 三宅中

15:45~ B戦(50分)

東福岡自彊館中 2-0 三宅中


今回のTRMテーマは「インターセプト」(相手のパスをカットする技術)からの速攻です。

インターセプトの良いところはボールを奪った選手が相手のゴールを向いているので、早く攻撃に移ることができることです。そして、そのインターセプトを相手のコートで行うことができれば、一気にシュートまで持ち込むこともできます。

今年のチームは個人の技術がそこまで高くはないので、後方からパスをつないで相手のゴール前まで運ぶことが難しい状況にあります。ですから、できるだけ手数をかけずにシンプルかつスピーディにシュートまでの場面を作り出すことが勝つためには必要です。


特に福岡県リーグになるとボールは間違いなく相手チームに長時間保持されるようになることでしょう。先日のワールドカップ予選でベトナムが日本と戦った時のように、自チームが押し込まれる時間が長くなることは最初から覚悟しておかなければなりません。
しかしながら、所属するリーグに残り続けるためには、粘り強く集中を保ちながらロースコアーで80分間戦う必要があります。


ある意味において中体連所属チームとは異なる戦いをせざるを得ないという割り切りは必要でしょう。


では、実際にインターセプトからの速攻はどの程度ゲームの中で発揮できたのかを見ていくと、正直なところあまりインターセプトができたとは言えませんでした。それは前線のプレーヤーのコースの限定が不十分で、ボール保持者に複数のパスコースを与えてしまっていたため、ボールの奪いどころを明確にすることができなかったことがあげられます。あとは、ロングボールを多用するチームに対してはインターセプトは有効に使えません。ですから、ある程度ショートパスでゲームを組み立ててくるチームに対して有効な戦術と言えます。そうなると、中体連所属のチームとクラブ連盟所属のチームでは戦い方を変える必要が出てきます。ただ、そのような器用なことができるだけのものは自チームにはないので、まずは福岡県リーグで戦う準備を優先順位の上位に位置付け、そのなかで修正を加えながら6月末の中総体に臨みたいと考えています。

あとは、自チームの中盤の選手の寄せのスピードをもう少し上げていく必要があります。

相手選手が簡単に前線にボールを蹴れる状態になると、自チームのディフェンスラインは押し下げられてしまい、また攻撃をやり直さなければならなくなってしまいます。ですから、われわれは簡単にボールを失ってはいけませんし、失っても攻守の切り替えを早くして相手にボールを蹴らせることなく、すぐに奪い返しに行かなければなりません。サッカーにおける当たり前の原理原則をしっかりと愚直にやり続ける必要があります。


以上のように今回のTRMでは様々な問題点が発覚したことと、それに伴う次のトレーニングメニューの構築ができたことは大きな収穫だったと思います。また、ケガをすることなく福岡県リーグの開幕戦を迎えることができそうなことも収穫ですし、新入生も含めて新しくメンバーをA戦で試すことができたこともプラスとなりました。


改善しなければならない箇所はしっかりと謙虚に受け止め、新たな気持ちで明日からトレーニングに臨んでいきたいと思います。ぜひ、引き続き温かいご声援をいただけましたら幸いです。

それでは、明日は宿題チェックの日となっていますのでしっかりと今日は学習に取り組みましょう…。

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