令和6年度 福岡市中学校新人サッカー大会
11月4日(月・祝)福岡フットボールセンターDコート
準決勝 9:20~
東福岡自彊館中 3-0 高宮中
11月4日(月・祝)福岡フットボールセンターCコート
準決勝 12:20~
東福岡自彊館中 4-3 長丘中
※福岡市中学校新人サッカー大会2年連続4回目の優勝
今日はフットボールセンターで新人戦の準決勝と決勝が行われました。とりあえず、両方とも勝つことはできましたが、次につながるゲームではありませんでした。とにかく今から全てにおいてやり直さなければなりません。テクニカルの部分、フィジカルの部分、メンタルの部分ともに全然ダメでした。
まず、テクニカルの部分では長丘中の特定の選手にドリブルで中央突破をされてしまいゴールを奪われました。寄せが甘く、足先だけでボールを取りに行ったことで幾度となく破られました。本来ならば身体をぶつけ、相手のボディバランスを崩したうえでボールは奪い取らなければなりません。そして、長丘中とのゲームはとにかくスタミナのなさを露呈する形となりました。
次にフィジカルの部分に関しては、身体の大きな高宮中の選手にセカンドボールを拾われる場面が非常に多く、決定機も数回作られてしまいました。スコアーこそ3-0という形になりましたが、簡単にクリアーをされてピンチを招く場面がありましたので、もっと中盤の守備力の向上が必要だと思います。また、相手GKのはじいたボールをゴールに詰め切れないあたりもフィジカルの部分の弱さだと思います。相手よりも一歩速くボールに寄る、触れるなど、基本的なことが全然できていません。非常に厳しいゲームだったと思います。
最後にメンタルの部分については、とにかく貪欲さが全くありません。鯛かヒラメかと思うくらい淡泊で、前半でゲームを終わらせてやろうという気持ちはないのかと思う内容でした。結局決めるべきところで決めないから、流れが相手の方に渡り、無駄にスタミナを消費して結局苦しい状況を自分たちで作っていく。2試合ともそんなゲームでした。特に長丘中とのゲームは開始30秒でゴールを奪うもその後はまったりしたゲームをして、相手のドリブルによる中央突破によってゴールを決められるとその後も決定機を作られる始末。さすがにハーフタイムでは叱りましたが、その結果後半に4-1まで3点リードするもそれ以降の点数を奪うことができず、結局はミスで3失点という本当に締まりのないゲームでした。4-1から5-1、6-1と取れるだけ取る。本当に強いチームは絶対に「これくらいでいいだろう」とは思いません。筑陽学園にも昨年の中総体の決勝で0-8でしたし、10年以上前になりますが、2012年の高円宮杯の県大会でもTINO FAに0-9でした。ですから、絶対に強いチームになるためには「もっともっと」と貪欲にゴールを奪いに行く姿勢を持ち続けなければなりません。
とにかく今のままでは福岡県大会で連覇は到底できないでしょう。本当に一からやり直しです。テクニカルの部分も大事ですが、まずは今はフィジカルとメンタルを優先的に叩き直さないといけません。われわれはもっと強くなるために努力を重ねなければなりません。明日はOFFとなりますが、明後日の朝練からはまたしっかりと走らせます。少しテクニカルな部分のトレーニングに時間を割きすぎたかもしれないという反省があります。ボールを使用するにしてももっと高強度の反復回数の多いトレーニングを選手には要求していかなければなりません。新人戦の福岡県大会はノックアウト方式のトーナメント戦ですから、絶対に後悔しないように準備をしなければなりません。優勝以外は全てU-14大会の1回戦からやり直しです。またクレーコートで1回戦から戦いますか?今年から新人戦の福岡県大会で優勝しても九州大会にはまだ行けません。でも、県で優勝することができればU-14大会は県大会から出場(5回戦)することができます。この差は非常に大きいものがあるでしょう。だから、九州大会でもう一度戦いたいと本当に思うのであれば、この新人戦で優勝することが非常に大切なのだということをしっかり認識をしてほしいと思います。そして新人戦の結果がU-14大会や中総体の組み合わせにまでも影響を及ぼすことも知っておいてほしいのです。
さて、今日は疲れました…。
ストレスを非常に感じるゲームでした。
これから3週間かけて安心して観ていられるゲームができるように強化していきます。
ぜひ、福岡県大会でどれだけチームが変化したのかを観にきていただければ幸いです。
それでは、明日も早いので今日は早々に寝ます…。おやすみなさい。
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