トレーニングマッチ
4月30日(土)東福岡高等学校人工芝サッカー場
14:30~(B戦)
東福岡自彊館中B 1-2 原中央中B
15:30~(A戦)
東福岡自彊館中 0-2 原中央中
今日は快晴の中、久しぶりにホームグラウンドでTRMを行いました。対戦相手はこのチームになって3度目の対戦となる原中央中学校です。9月のTRMで0-3。11月の新人戦の福岡市大会決勝で1-2と2回連続で敗戦しているので、中総体前に1度は勝つ経験をと思っていましたが、残念ながら今日のゲームも完封で負けてしまいました…。
少しメンバーやポジションも再考する必要性があるように感じます。
現在は福岡県リーグ対策として守備的なシステムを採用しているため、攻撃力が不足しているのは否めません。ただ、今日は守備でのミスが非常に多かったので、負けるべくして負けてしまったというところだと思います。今年のチームが勝ち上がるためには1-0や2-1といったロースコアでゲームを組み立てていく必要があります。得点はカウンターアタックやセットプレーから奪うスタイルですので、まず基本は守備です。守備の部分で寄せが甘かったり、こぼれ球が拾えない状況が続くとリズムが悪くなります。したがって、守備がうまくいっていない時にどのように修正をしていくのかは、現在のチームの課題だと思っています。
さて、今年のチームが例年と大きく異なることは「イツメン」(いつものメンバー)が定まっていないことです。森保ジャパンは「イツメン」であることを批判されていますが、監督がこのメンバーで結果が出なければ仕方ない。と思えるメンバーがいるならそれがベストです。ただ、現在の自チームではどの組み合わせがベストなのか、またどのポジションが適正なのかは正直まだ分かりません。その日その日で選手の調子の良し悪しもありますし、今日は思いのほかダメだった選手もいます。むしろ、B戦で出ていた選手で今日の出来ならA戦で使っても良かった選手もいます。実際に私の中での「イツメン」は5名くらいであとはまだ不確定な要素ばかりです。実際に昨日のトレーニングで良くても今日のゲームで力が発揮できない選手もいます。選手の側からすると誰にでもスタメンでセレクトされる可能性がある一方でセレクトする側の私からすると思っていたプレーができないことも前提に次の選手の準備もしておく必要があります。
このことは非常に頭を悩ませることではありますが、現在の所属選手の中でうまくやりくりをしていかなければなりません。中総体で新人戦を上回る結果を出すためには、ベンチの臨機応変の対応が非常に重要だと考えます。選手たちはその日にできることを全力でやってくれていると思いますし、手を抜いている選手は誰もいません。ただ、その日にうまくできる者もいればうまくできない者もいるというだけのことです。もちろん、「イツメン」として考えている選手の中にもパフォーマンスが低調な時があります。あとは3年生の中には下級生の追い上げにモチベーションを高く保つことが難しい選手もいるように感じます。しかしながら、最後は自分が試合に出場したいと思う気持ちが強いかどうかでしょう。このポジションは絶対に俺が出るという強い気持ちを前面に押し出したプレーでアピールをしてほしいと思います。
しかしながら、今日の試合で負けたことを選手たちがどのようにとらえているのかが大変気になります。ある選手は危機感を強く感じているかもしれませんし、またある選手は何も考えていないかもしれません。ただ、今日のゲームは私にとって非常に収穫のあるゲームでした。特に選手の起用法について再考するきっかけになりました。また、システムも含めた戦い方(戦術)も再考することになるでしょう。これまでと違うことをするためにはきっかけが必要です。多くは敗戦が変化のきっかけになります。また、これでメンバーが入れ替わることになります。Bチームの選手はAチームに昇格する大きなチャンスです。また、Aチームの選手は今一度自分自身と向き合うチャンスです。敗戦はピンチではありません。謙虚に自分と向き合い、新たな修正を試みるためのひとつのきっかけのチャンスだととらえてほしいと思います。時間はあと2か月ほど残っています。3日の八代遠征と5日の福岡県リーグで何かきっかけが得られることを期待しています。新しい選手が頭角を現してくれることも非常に楽しみにしていますし、ぜひ良いコンディションで臨んでほしいと思います。追われる立場の3年生は最後の意地を見せてください。一方の追いかける1、2年生は3年生を引きずり降ろしてレギュラーポジションを獲得してください。健全な競争はチームを活性化させる大きな要素となります。
さぁ、また明日からチーム内の競争の再開です。
次の試合で良いプレーができるようにまた明日もしっかり頑張っていきましょう。
それでは、今日はこの辺で…。
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