令和5年度 福岡市中学校新人サッカー大会予選リーグAパート
11月9日(月・祝)福岡市立香椎第三中学校G
第2節 9:00~
東福岡自彊館中 3-3(PK7-6)箱崎清松中
※通算成績2勝(勝点6)
今日は箱崎清松中との新人戦予選リーグ第2節を振り返りたいと思います。ゲームが終わった後に自分自身もいろいろと考えることがありましたが、サッカーという競技は本当に難しいなという一言に尽きます。箱崎清松中が非常に強いチームであることは、前回の9月30日の第1節を観て感じていました。もちろん、今日のゲームに向けてのスカウティング(対戦相手の分析)は十分にできていましたし、先週1週間は守備のトレーニングに費やしてきましたので試合前の不安は特にありませんでした。スコアー的にも前半の早い時間に先制できたこと、そして前半のうちに流れの中から追加点も奪うことができましたので、イメージ通りにゲームは進められていたと思います。後半も3点目を15分の給水タイムまでに奪えたので、ある程度60分での勝利のイメージはできつつありました。ただ、本当に給水後の15分はこれまでに経験をしたことのないようなゲーム展開となり、一気に同点にまで追いつかれてしまいます。ひとつのミスがきっかけで1点を返されたのは事実ではありますが、その後の時間帯に落ち着いてゲームに戻ることができなかったことが大きな問題点であったと思います。ミスは必ず1つや2つはゲーム中に出るものだと覚悟はしていますし、それが失点につながることはこれまでもありました。ですから、1点目を奪われたことの修正もさることながら、なぜ2点目をそのあとすぐに奪われてしまったのかをしっかりと分析していかなければなりません。技術的な問題であったのか、メンタル的な問題であったのか…。相手の勢いには驚異的なものを感じましたし、2点目を奪われた時は3点目は時間の問題だろうと感じました。2点目を奪われた時にkickoffの前に一度集まって確認をするようにベンチからは指示を出したのですが、その言葉が届かないくらい選手たちの動揺が見られました。このようにまだまだ逆境に立たされた時の立て直し方などは経験不足を感じたしだいです。
ただ、今回のゲームは非常によい教材となりました。PK戦とはいえ、勝利を手にしたことで次のステージへ首の皮一枚つながったわけですし、この結果を受けてさらに謙虚にゲームやトレーニングに励んでくれることでしょう。これまでも上位大会に進出する際には必ずと言っていいほど、難しいゲームに遭遇します。しかも早い段階で遭遇することが多いです。今回のように予選リーグでこれだけ難しいゲームに遭遇することはあまり多くはありませんが、福岡市大会の準々決勝などは何度もPKや1点差で落としてしまったことはあります。ですから、ポジティブに考えれば、早い段階で難しいゲームを経験することができて良かったともいえるのです。しかしながら、箱崎清松中は本当に力のあるチームだったと思います。今回は勝たせてもらえましたが、来年夏の中総体ではまた強豪校の一つとして福岡市大会に勝ち上がってくることでしょう。次に対戦した際には同じようなことにならないように我々もしっかりとトレーニングを積み上げていきたいと思います。
さて、触れようかどうか迷いましたが、新チームはPK戦で2勝目をあげました。先月行われました「めんの山一」杯での島原第一中とのゲームに引き続きの勝利です。しかも今回は7人まで行きましたが、7人全員が決めることができました。1年生大会の時の決勝戦では原中央中とのゲームで0-0PK0-2とPKでも1本も決めきれなかったことを考えると大きな成長だと思います。ダメ出しはこれからもたくさんしていきますが、PK戦で勝てるようになってきたことはポジティブに捉えていきましょう。PK戦は市大会、県大会で勝ち進むことができれば、必ず1度や2度はあるものです。自信をもってPKが蹴れる選手がこれからも増えていってくれることを期待しています。もちろん、PKまで行かないに越したことはないのですが…。
それでは、明日も朝練で早いので今日はこの辺で…。おやすみなさい。
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