令和5年度 樹下杯九州中学生サッカー大会の振り返り…。

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試合結果

10月29日(日)佐賀市立昭栄中学校G
第1試合 10:30~(50分ゲーム)
東福岡自彊館中 4-2 荒尾FC
第2試合 11:30~(20分ゲーム)
東福岡自彊館中B 1-0 荒尾FCB
第3試合 12:00~(20分ゲーム)
東福岡自彊館中B 2-0 桜が原中B
第4試合 13:00~(50分ゲーム)
東福岡自彊館中 6-0 桜が原中

今日は昨日以上に晴天の中、佐賀県の樹下杯九州中学生サッカー大会に1日だけ参加をさせていただきました。本来は毎年10月最後の土日の2日間に渡って行われているのですが、毎年学校がある土曜日であったり、今回のように新人戦が入ったりでなかなか2日に渡って参加をすることはできません。ただ、様々なチームと対戦する機会が得られる上に、これまでにさまざまな所でお世話になった指導者の方々とも再会できる大会でもあるので非常に楽しみに参加をさせていただいています。

さて、今回はまず熊本の荒尾FCと対戦をしました。荒尾FCは昨年の冬休みにBeetle SC主催の「かぶとむしカップU-13」で対戦したこともあり、その時は2-3で負けていましたのでリベンジマッチということで臨みました。もちろん、その時出場していたメンバーは半分ほど入れ替わっているので、完全なリベンジマッチにはならないのかもしれませんが、「どれくらい差が縮まったのかをしっかり確認しよう」という話をしてピッチに送り出しました。内容はお互いに前半の立ち上がりに決定機を2度ずつ外してしまったので、もし立ち上がりの決定機を確実に相手に決められていたら、スコアーは逆になっていたかもしれません。ただ、少なからず昨日の新人戦福岡市大会の疲労はあったかもしれませんが、高い強度を保ちながらプレーはできていたと思います。今日はクレーコートでしたのでボールコントロールが難しいところもあったのは事実ですが、徐々に時間の経過とともに適応してくれていたので、その部分は評価をしたいと思います。

また、最後のゲームとなった桜が原中との対戦は、引いて守る相手をどのようにして崩していくのかということにトライする内容でした。前半は相手GKのファインセーブが何度もあり、なかなか点数を奪うことができず、我慢の時間帯が続きました。ただ、そのような状況でも選手たちなりに考えて様々な崩しに取り組んでくれたので良かったと思います。なお、昨日の新人戦で出場時間の少なかった選手を何名かを交代選手として使いましたが、積極的にアピールしようとする姿勢も見られましたし、持ち味は十分に発揮できたのではないかと思います。

あと、B戦に出場した選手たちはもう少し自分自身をアピールできたらいいなとも思いました。実際のところA戦とB戦に出ている選手の違いは、「トレーニングでできたことがゲームでもできるかどうか」の一言に尽きます。A戦に出場しているプレーヤーは、「トレーニングでできていることがゲームでもできる選手が多い」です。一方でB戦に出場しているプレーヤーはトレーニング中は非常に良いプレーができていて、Aチームの選手よりも優れたものを持っている選手もいるけれども、「ゲームになるとその良いプレーができない」というタイプが多いように感じます。
ですから、考えなければならないことは「トレーニングでできていることを、ゲームの中でいかにして発揮させるのか」ということ1点に尽きます。この部分を乗り越える選手が増えてくると、チーム全体のレベルが上がり、もう一段階チームとして成熟することになるでしょう。

この悩みながら考え続けることは、これから大人になってもずっと行っていかなければなりません。決して答えは1つではないでしょうし、その答えを教えてもらえることを待っていてはいけません。自分自身が納得のいく答えを導き出せるように試行錯誤を重ねながら、トライを継続していくしか解決方法はないと思っています。ぜひ、自分自身でその答えを見つけてみましょう。ひとつのきっかけで急速に伸びてしまうのが中学生だと思っています。まだまだメンバーは変わっていくことでしょう。むしろ変わっていかなければ、全国大会への道も、県リーグ2部への復帰もかなわぬ夢で終わってしまいかねません。チームの合言葉は「全員が戦力」です。誰かがケガをしても大丈夫。誰かが体調不良でゲームに来れなくても大丈夫。そんなチームを目指してまた火曜日から頑張っていきたいと思います。

それでは、明日も早いので今日はこの辺で…。
明日1日は朝練も夕練もない本当に貴重なOFFとなります。ぜひ、しっかりと休むべき時には休んで英気を養ってまた5日の新人戦準決勝に向けて準備を進めていきましょう。

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