令和6年度 福岡市中学校総合体育大会サッカー大会
7月20日(土)福岡フットボールセンター
1回戦 9:20~
東福岡自彊館中 0-1 香椎第一中
今年の中総体は3戦目で閉幕となりました…。猛暑のなか応援に駆けつけてくださった方々、またもっと先で応援を予定されていた方々申し訳ありません。ただ、選手たちは持てる力を十分に出し切っての結果ですので、ぜひねぎらいの言葉をかけていただけると幸いです。
しかしながら、本当にあっさりと負けてしまいました。選手たちの涙もほとんど流れることもなく、試合終了の30分後にはフットボールセンターを後にしました。悔いはものすごく残りました。ただ、この現実をしっかりと受け止めなければなりません。今年は6月頃から徐々にコンディションが落ちていき、最終的にはそのコンディションも十分に回復しきれないまま中総体に突入してしまった感があります。ずっと言ってきた心と身体が整わない状況が続き、いつの間にか大会を迎え、そして3試合で幕を閉じました。
思えば1年前の九州大会出場メンバーが多数残り、秋の新人戦で福岡県で優勝して春の九州大会にも出場した今年のチーム。本気で13年ぶりの全国大会を目指し、本当に様々なことをたくさん要求してきました。ただ、言い方を変えれば水をやりすぎ、肥料をやりすぎて根腐れを起こしてしまっていたのかもしれません。彼らならもっとできる。ここまでできるようにならなければ、全国大会では戦えない。これができるようになるまではと…。振り返ればずいぶんと欲張った1年だったと思います。「彼らの持つ本当の実力はこんなものではない」とこの1年間をずっと見てきた自分は言えるけれども、勝負の世界は結果が全てなので、香椎第一中は強く、うちは強くはなかったのだと認めざるを得ないことは非常に残念ではあります。
さて、今年の中総体は終わりました…。昨日、選手たちをバスで学校に送り届けた後、フットボールセンターに戻って駐車場係を手伝いました。今日も雁の巣レクリェーションセンターに行ってテントを立てて、ゴールを設置しました。勝つことでゲームができることが何と幸せなことかと改めて感じます。多くの先生たちが福岡市の代表として福岡県大会で戦うチームのサポートをしてくれています。われわれも勝ち上がった時には多くのサポートをしてもらっていますから、負けた時はサポートに回るのは当然のことだと思っています。しかしながら、テントを立て、ゴールを設置し、ゲームを観てその後でまた片付けをするというこの1日は2度と味わいたくないというのが本音です。ですから、新チームでは新人戦でも中総体でも最終日までずっとサッカーをやりつづけられるように、また1から出直していきます。「タイムアップのホイッスルは次の試合のキックオフのホイッスル」という言葉がサッカーの世界にはあります。まだ、歩みを止めることはできません。3年生は1年間で福岡県リーグの2部に復帰するという重要なミッションが残っています。まだ現在は7試合を残して3位につけていますので、2位以内に入って昇格することと、1位で高円宮杯出場の2つを目指して今一度トライをしていきたいと思います。
ぜひ、引き続き本校サッカー部への温かいご声援をどうぞよろしくお願いいたします。
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