令和6年度 福岡県中学校新人サッカー大会の結果

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試合結果

今日は大変残念な結果に終わりました…。
ただ、新人戦が終わっただけなので、気持ちを切り替えて明日からまた頑張っていきたいと思います。とりあえず、明日からさっそく九州大会出場権をかけたU-14大会がありますので、次は確実に勝ち上がれるようにしていきます。

令和6年度 福岡県中学校新人サッカー大会
11月30日(土)福岡県営春日公園球技場
1回戦 9:30~
東福岡自彊館中 0-0(PK4-5)浅川中

今日のゲーム内容はそこまで悪くなかったと思っています。ただ、決めるべきところで決めきれる力は不足していました。また、決定力の不足と一言で片づけられない問題点があります。オンザピッチの部分でいうとアタッキングサード(相手ゴールから35mのエリア)におけるパスミスやコントロールミスが非常に多かったと思います。いつもなら発生しないと思われるようなミスでゴールを奪うことができずPK戦となってしまいました。
アタッキングサードにおけるパスの成功率は勝敗に直結します。1例を挙げますと、今年の夏のクラブユース選手権で優勝した川崎フロンターレU-15生田のアタッキングサードにおけるパスの本数は80分で139本出され、そのうちの成功本数は112本で80%を超える成功率でした。また、同じ中体連に所属する神村学園中の全中大会でのアタッキングサードでのパスの本数は60分で97本出され、そのうちの成功本数は80本でこちらも同様に80%を超える成功率です。※JFAテクニカルスタディグループ資料より引用
すなわち、「天下を取る」チームは、アタッキングサードでパスを確実に通すことができる技術(テクニックやスキル)を有するということです。パス&コントロールのトレーニングは我々も数多くドリルで行いますし、DFを入れた状態でも行いますが、まだまだパススピードやパスコース、そして出し手と受け手のタイミングなどは改善の余地が多々あると感じています。何となくできていることで起こりがちな勘違いをなくすために、これからさらに強度の高いゲームを経験させる必要があると思います。とりあえず、これから1か月余りの間に年末の島原遠征と年始の私学大会で強度の高いゲームを経験することができると思いますので、今回発生した問題点の修正をしっかり意識し、決定力の向上を常に頭の中で思い描きながら、これからのトレーニングやゲームに臨んでほしいと思います。

さて、今日は負けてしまいましたが、先述のように明日から九州大会をかけたU-14大会が始まります。昨年までは新人戦の福岡県大会優勝チームが第1代表として九州大会に出場でき、明日からのU-14大会の優勝チームが第2代表として九州大会Nextに出場することができるというものでしたが、今年からは新人戦の福岡県大会で優勝しても即九州大会への出場とはならず、U-14大会の5回戦(準々決勝)からの出場という形にルール変更がなされました。ですから、九州大会をかけた戦いは明日から始まります。ただ、4回戦まではクレーコートで行われるので、本音を言えば、新人戦の福岡県大会で優勝して5回戦の人工芝コートからスタートできれば良かったなと思うのですが、こればかりは負けてしまったので仕方がありません。とにかく明日からの7回戦をきちんと勝ち上がって、九州大会の出場権を獲得したいと思います。それでは、以下に明日の予定を掲載しておきます。

令和6年度 福岡県中学校U-14サッカー大会
※1回戦から4回戦までは地区大会で、5回戦から7回戦が県大会となります。
12月1日(日)福岡市立横手中学校G
1回戦 9:00~
東福岡自彊館中 vs 内浜中
※2回戦以降の対戦相手は未定(1回戦終了後に抽選予定)

最後に…。
今日もたくさんのサポーターの方々に応援に駆けつけていただきましたが、結果が出せず申し訳ない気持ちでいっぱいです。ただ、選手たちは今回の結果に真摯に向き合ってくれると信じています。オンザピッチ・オフザピッチ共にまだまだ改善しなければならない問題点が山積しています。すぐに全てを修正することはできませんが、ひとつひとつ丁寧かつ確実に取り組んでいきますので、引き続き温かいご声援をよろしくお願いいたします。

追伸:今日、普段はあまり見ないテレビをふとつけてみると、NHKで「新プロジェクトX」が放送されることが番組表を見て分かり、久しぶりにテレビを視聴しました。「プロジェクトX」は私が東福岡に採用された2002年頃に放送されていた番組で当時の想いがよみがえります。困難に立ち向かい、その困難を乗り越えていくプロセスにはいつも共感を抱かされます。私自身も「天下を取ろう」というタイトルで2010年にブログを書き始めてから、ずっと日本一になることを目指して取り組んでいます。現代社会において中学校の教員が中体連の部活動で日本一を目指すということはすでに時代錯誤なのでしょうが、それでも私は前を向いて進んでいきたいと思います。

それでは、大変長くなりましたので今日はこの辺で…。おやすみなさい。

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