3月26日(水)から4月1日(火)までの6泊7日で関西(大阪・奈良)に強化遠征をしてきました。今回の遠征は直前で学校のバスが使用できなくなったこともあり、初めて電車や路線バスを使って移動を行いました。チームの道具や選手の荷物は私の自家用車に積みましたが、選手は近藤先生の引率の元、ずっと公共の交通機関を使用しての遠征で本当に大変だったと思います。しかしながら、選手たちは本当にこの1週間でたくましく成長しました。ぜひ、この経験をこれからの人生に活かしてくれることを期待している次第です。

<Blossom 2025 交流戦>
3月27日(木)大阪市立矢田中学校G
第1試合 9:00~
東福岡自彊館中 4-1 AFC
第2試合 10:30~
東福岡自彊館中 10-0 玉津・大池中(合同)
第3試合 12:30~
東福岡自彊館中 1-1 淀中
第4試合 14:30~(25分1本)
東福岡自彊館中 0-1 ASC北海道

3月28日(金)やたなか小中一貫校G(大阪市立矢田南中・大阪市立矢田小学校)
第1試合 9:00~
東福岡自彊館中 3-0 大阪市SS2001
第2試合 11:00~
東福岡自彊館中 6-0 天満中
第3試合 14:00~
東福岡自彊館中 1-2 浜松開誠館中

大阪の2日間は交流戦ということもあり、前後半で全ての選手を使う形を取りました。この戦い方は山笠リーグの時にも同じように行ったのですが、目的は普段B戦しか出場する機会のない選手にA戦を経験させ、ゲームに慣れさせることです。最初はなかなかボールもつながらない状況ではありましたが、少しずつボールがつながる場面も見られるようになりましたし、何よりもいつも出場している選手が慣れない選手たちをしっかりカバーしようと頑張っていたのが非常に良かったと思います。大阪の2日間は残念ながら天候の影響でピッチコンディションがあまり良くなく、ボールコントロールが非常に難しい状況ではありましたが、そのなかでもできることにしっかりと取り組んでくれていたと思います。また、今回はいつもA戦に出場している選手が1名不在だったこともあり、新しくAチームのゲームにスタメンで関わる選手が生まれました。それにともない、ポジションも大幅に変更するようになり、これまでとは違った新しいサッカーが展開されました。最初はこれまでの県リーグのメンバーで戦えないことに対する不安も少なからずありましたが、選手たちがその不安をしっかりと払拭してくれたと思います。

<奈良フェスティバル(万葉・まほろばリーグ)>
3月29日(土)平群総合スポーツセンターG
第1試合 11:40~
東福岡自彊館中 3-0 セントラル豊橋
第2試合 14:00~(25分1本/交流戦)
東福岡自彊館中 0-0 別府FCミネルバ
第3試合 15:40~
東福岡自彊館中 2-4 平田FC

3月30日(日)ヤタガラスフィールド西の翼
第1試合 11:50~
東福岡自彊館中 1-3 FC LESTE
第2試合 14:40~
東福岡自彊館中 6-2 JUNTOS
第3試合 15:50~(25分1本/交流戦)
東福岡自彊館中 1-1 JUNTOS

3月31日(月)ヤタガラスフィールド東の翼
第1試合 10:40~
東福岡自彊館中 3-0 伊賀FC
第2試合 13:00~
東福岡自彊館中 6-2 川内FC

次に奈良フェスティバルの振り返りをしていきたいと思います。奈良フェスは全国から強豪クラブが集まることもあり、目標は6試合で3勝3敗で合格と考えていました。それぞれの都道府県の県リーグ1部やその上の地域リーグで日常を戦っているチームも多いので、前後半の総替えは難しく出場する時間に少なからず差はありましたが、それでも交流戦でAチームの選手と一緒にゲームができたことと最終日も短いながらもA戦を経験させることができたのでよかったと思っています。また、この奈良フェスでは選手達からのポジションの変更の要望を受け入れ、新しい戦い方にトライしてみました。最初はなかなかうまくかみ合わない部分もありましたが、ゲームを重ねていくうちに質も上がっていき、ゴールを奪う機会も増加しました。課題となっていた守備の部分も粘り強さが出てきたと思いますし、良い部分がたくさん見られた3日間だったと思います。

最後に4月2日(水)に行われた島原第一中学校との定期戦の振り返りもしておきます。
春季遠征まとめの定期交流戦
4月2日(水)東福岡高等学校人工芝サッカー場
第1試合 14:00~(60分)
東福岡自彊館中 3-3 島原第一中
第2試合 15:15~(50分)
東福岡自彊館中B 0-0 島原第一中B

4月2日(水)は関西遠征の総まとめとして毎年島原第一中学校と定期交流戦行っています。今回は関西遠征で取り組んだ新しいメンバーとポジションで臨みました。ゲームは先制しても追いつかれ、追加点を奪っても再び追いつかれるという島原第一中の粘り強さに最後まで勝ちきることができませんでした。しかしながら、ゴールを目指し、ゴールを奪いきる場面が3回も訪れたことは非常に良かったと思っています。その他にも良い崩しも見られたので、自信もつきました。一方で決定機を確実にゴールに結びつけられなかったことは反省材料として次のトレーニングの教材にしていかなければなりません。やはり中総体等のトーナメントのゲームを勝ち上がるためには、決定機を確実に決めきれる力は必要不可欠です。これまで何度も島原第一中と対戦して思うのは、本当に決めるべきところで決めきるチームだなということです。われわれも守備力のさらなる強化を図るとともに決定力の向上にも力を入れてトレーニングをしていきたいと思います。

最後に…。
今回の遠征では京都と奈良に在住している17期のOB2名が大阪・奈良の会場にそれぞれ足を運んでくれました。近藤先生の1学年下の後輩ということもあり、当時の話にも花が咲いていたようですし、現役の選手たちとも親しげに話をしてくれていました。私も2人の教え子がそれぞれの道で活躍をしてくれていることを知り、大変嬉しく思ったしだいです。また後輩たちに差し入れもしてくれて本当に成長したなぁと思いました。また、保護者の方もご家族で遠く大阪のグラウンドに来てくださり、動画の撮影をして福岡の方々へ配信をしてくださったり、差し入れまでいただき改めて感謝いたします。そして、福岡で子どもたちの頑張りを温かく見守ってくださっている保護者の皆様も近藤先生から送られる写真や動画をInstagramに投稿してくださるなど、本当にたくさんの方々に支えてもらって行えた関西遠征だったと思います。ただ、この遠征をもう一度と言われると、ちょっと躊躇しますが…。しかしながら、私自身も様々な意味においてたくさんの経験を積ませてもらうことができたと思っています。
ぜひ、この遠征の成果が福岡県リーグの後期のゲーム及び夏の中総体に活かせるようにしっかりと引き続きトレーニングを積み上げていきたいと思います。どうぞ今後とも温かいご声援をよろしくお願いいたします。

それでは、大変長くなりましたので今日はこの辺で…。おやすみなさい。
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