FUKUOKA PARTIDO AMISTOSSO 20の結果

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試合結果

FUKUOKA PARTIDO AMISTOSSO 20(福岡招待親善サッカー大会)
12月11日(日)福岡市立香椎第三中学校G
第1試合 10:00~
東福岡自彊館中 0-3 春日イーグルスFC
第2試合 13:30~
東福岡自彊館中 2-0 有明中(長崎)

今日のパルチカップでは、福岡県リーグで対戦する予定の春日イーグルスと秋の「めんの山一」杯で対戦した有明中との再戦でした。また、先週のU-14大会の課題を1週間で修正できたかどうかを確認するためのゲームでもあり、来週のU-14大会の2回戦に向けての準備として位置付けていました。

さて、今日のゲームを振り返ると、まずクレーコートではあったものの比較的ボールはよく動いていましたし、相手と相手の間のポジショニングを取りシンプルに2タッチでボールをつなげる場面が見られたことは良かったと思います。また、できるだけピッチを幅広く使うためにサイドに起点を作って攻撃を組み立てる意識も芽生えてきたのでそれなりに収穫はあったと思います。一方で春日イーグルス戦ではサイドから崩されてクロスからのシュートを決められてしまったので、サイドの守備力の向上をはじめ、クロスを入れさせない粘り強い守備やゴール前の身体を張ったディフェンスなどは課題として残りました。明日以降のトレーニングで修正をしていかなければならない部分だと思っています。

ところで、今日のゲームで非常に気になったところを書き記しておきたいと思います。それは、様々な場面でチャレンジをすることを恐れていることです。チャレンジなきところに成長は絶対にありません。そこでミスをしようと怒られようとチャレンジは絶対にしなければなりません。チャレンジをしないTRMは何試合しても意味がありません。シュートをうてる場面で打たずにパスやドリブルを選択する選手。インターセプト(相手が触る前にボールを奪う技術)できるような緩いパスであっても相手の前でボールを奪うことにチャレンジしない選手。その他にもチャレンジができていない場面は数多く見られました。自分がミスをして評価が下がると思っているのであれば、それは大きな間違いであり、チャレンジをしなかったことで成功体験も失敗体験も得ることができなかったことが最大のミスだと思っています。あとはミスをした後にそのミスを引きずってしまうことも問題です。サッカーは基本的にタイムがない競技なので、すぐに展開は変わります。仮にミスによって失点をしてしまったり、決定機を外してしまったりしたとしても、すぐに次のプレーに取り掛からなければなりません。ある意味、サッカーは非常にメンタルが求めれらる競技だと思います。先日のワールドカップでもコスタリカ戦で吉田選手のプレーが失点につながったとして、多くの批判の声が上がりました。本人も非常に辛かったことだろうと思います。けれども、しっかりと気持ちを立て直し、スペインを撃破するとともに決勝トーナメントにチームを導いてくれました。また、東福岡高校サッカー部のOBでもある長友選手もずいぶんと長きに渡って批判を受け続けてきましたが、鋼のメンタルでメンタルモンスターとして活躍をしてくれました。実際に吉田選手よりも長友選手よりも技術的に優れた選手は数多くいると思います。けれども、彼らが森保ジャパンで30歳を超えてなお、スタメンであり続けたのは、ひとえにメンタルの強さだったのだろうと思います。リバウンドメンタリティと呼ばれる「逆境に打ち勝つ強い精神力」を持つ選手は必ずチームに必要不可欠な選手となります。技術で勝てないのならば、メンタルで勝負しましょう。ゲーム中のミスなど一晩寝てしまえばだいたい忘れています。はっきり言って私は日常的にたくさんのミスを観ていますから、いちいち全部覚えてなんかいません。全部覚えていたら頭がパンクしてしまいます。だからこそ、もっともっと思い切ってチャレンジをしてほしいと思っています。どうせ、ミスしても先生は覚えていないから大丈夫…。くらいでいきましょう。

さぁ、次の1週間はチャレンジ週間です。ミスを恐れることなくチャレンジしましょう。ミスしてガッツリ怒られてもなお、リバウンドメンタリティで乗り越えていきましょう。怒られるからとミスを恐れて消極的になるような選手では、東福岡でサッカーなんてできませんよ。隣でやってる高校生はもっとガッツリ怒られていますよね。それでもなお戦う気持ちを持ち続けられる選手だけが日の当たる場所でサッカーができるのです。失敗とは成功する前にやめてしまうことであり、成功するまで何度もチャレンジし続ける限り、それは失敗ではありません。今日のゲームでミスをしてしまったと思うならば、明日以降のトレーニングで成功するまで何度もチャレンジしましょう。諦めてはなりません。私自身も中学校でも高校と同じように「天下を取る」と宣言して18回目の中総体にチャレンジしましたが、今年も日本一にはなれませんでした。それでもなお日本一を目指して戦い続けているのです。まだまだチャレンジをやめるには早すぎますし、チャレンジを恐れることももったいない。ぜひ、明日からまた気持ちを強く持ってチャレンジしていきましょう。選手のみんながチャレンジして木端微塵に玉砕してもまた何度でも立ち上がって前に進み続けてくれることを期待して、今日は終わりにしたいと思います。
それでは、おやすみなさい。

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