令和5年度 福岡県中学校新人サッカー大会を終えて…。

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試合結果

昨日、新人戦の福岡県大会が無事に終了しました…。今日は少し振り返りをしたいと思います。ただ、期末考査が終わったばかりで、採点業務や成績処理でバタバタしているので少々走り書きになってしまうかと思いますが、今の気持ちを残しておきたいと思います。

令和5年度 福岡県中学校新人サッカー大会
11月25日(土)福岡フットボールセンター
1回戦 11:10~
東福岡自彊館中 3-1 広川中

準々決勝 14:25~
東福岡自彊館中 4-0 筑紫野中

11月26日(日)博多の森補助競技場
準決勝 9:30~
東福岡自彊館中 2-1(延長)思永中

11月26日(日)博多の森陸上競技場
決勝 13:05~
東福岡自彊館中 4-1 筑陽学園中

※令和5年度 福岡県中学校新人サッカー大会優勝(4年ぶり2度目)

爽やかな秋晴れのなか2日間に渡って開催された新人戦の福岡県大会で4年ぶりに優勝することができました。今年度は福岡市が開催地区でもありましたので、勝ちたいという気持ちよりも負けられないという気持ちの方が強かった大会でした。本当にさまざまな所でサポートをしてくださった福岡市のサッカー部顧問の先生方にまずは感謝をしたいと思います。
さて、今回の県大会は市大会が終了してから少し時間がありましたので、しっかりと修正のトレーニングは積み上げることができたと思います。学校も土日に控えた県大会に向けて、期末考査前1週間も期末考査期間中も45分という短時間ではありましたが、早朝練習を許可してくれましたので、全く身体を動かさない日を作らなかったことがとても良かったと思います。

では、今回の福岡県大会の振り返りですが、まず2日間を通して運動量が落ちなかったと思います。1日目は50分×2ゲームで100分、2日目は60分×2ゲーム+延長の10分で130分とトータルで230分間戦いましたが、足をつった選手は一人も出ませんでしたし、最後まで本当によく走ってくれたと思います。やはり昨年度の福岡県リーグで多くの選手が80分のゲームを経験していることが大きいと思いますし、夏の中総体でも暑さの厳しい中、九州大会まで戦ったことも自信につながっているのかもしれません。また、高校生とのゲームで何度も速いパス回しを前線から追い回すトレーニングも生きていたと思います。9月の「めんの山一」杯でも3日間で390分間のゲームをこなしました。そのひとつひとつが前からプレスをかけ続けることができた要因だと思います。
特に準決勝の思永中とのゲームではフィジカル面では圧倒的にこちらの方が誰が見ても劣っていたと思いますが、粘り強く相手の良さを消しながらチャンスをうかがい、カウンターアタックから2ゴールを奪うことができました。厳しいゲームをものにできて自信をつけるきっかけとなった良いゲームだったと思います。

また、決勝戦の筑陽学園中とのゲームは7月の中総体で0-8で大敗していたこともあり、リベンジマッチの気持ちは私自身にももちろんありましたが、それ以上に多くの選手が春日公園での決勝を経験していましたので、感情はあまり表に出さないまでも「絶対に筑陽に勝ってやろう」という気持ちは感じていました。準決勝で延長戦まで戦ったことによる体力の消耗についてはもちろん不安がなかったわけではありませんが、決勝戦も前からボールを積極的に奪いに行くサッカーを要求しました。そのことが多少なりとも相手のパスミスを誘うことができてシュートまで持って行けた要因だとも思います。とにかく集中をしてモチベーションを高く保つことができたことは非常に良かったと思います。
結果として今回は筑陽学園中には4-1という形で勝利をおさめることができましたが、まだ私の中では4-9というスコアーです。これまでも県の決勝の舞台で何度も筑陽学園中に跳ね返されてきました。きっとまた夏に向けて筑陽学園中も準決勝で戦った思永中も強くなってくることと思います。もちろん、その他のチームも間違いなく強豪チームとして立ちはだかることでしょう。それをはねのけて再び夏のチャンピオンになれるだけのものは今の自チームにはまだありません。でも、昨年の筑陽学園中は秋も夏も両方とも県の優勝校ですし、過去にもそのような中学校はいくつもあります。われわれが真の強豪校として福岡を引っ張れる学校になるためにはもっともっと努力を重ねる必要があります。「勝って兜の緒を締めよ」と口で言うのは簡単ですが、それを実行することは非常に難しいことだと思います。これからも謙虚な気持ちを忘れず、日々のトレーニングを大切にしながらさらにレベルアップを目指して頑張っていきたいと思います。

最後になりますが、今回の優勝は決して自分たちだけの力だけで勝ち取ったものではありません。保護者の方々の献身的なサポート、本校の先生たちの部活動への理解と協力、会場を準備してくださった福岡市の先生方と同じ中体連のサッカー部で切磋琢磨する他校の同級生たち、また何度もTRMの相手をしてくれた高校サッカー部の先輩たち、たくさんのアドバイスをくれた高校の指導者、そして試合を丁寧かつフェアに裁いてくれた審判の先生方、そして自分たちと全力で戦ってくれた対戦校。さらに博多の森へ応援に駆けつけてくれたOBの先輩たちやOBの保護者の方々、その他、本当にたくさんの方々のお力添えあっての結果に心から感謝の気持ちをいだいて次に進んでいきたいと思います。

引き続き多くの方々に応援されるチームになれるよう、さらなる成長を目指して頑張っていきたいと思いますので、今後とも温かいご声援をどうぞよろしくお願いいたします。

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