長かった福岡県リーグが本日閉幕しました。2023年のリーグで3部に降格して、とにかく1年で2部に戻ることだけを考えて突っ走ってきました。最終的に優勝という形で終えることができ、その結果として高円宮杯の福岡県大会の出場権も獲得することができました。本当によく1年間頑張ってくれたと思います。今日はこの1年を振り返り、次年度につなげていくために何をするべきかについて書き記しておきたいと思います。
2024福岡県ユース(U-15)サッカーリーグ3部Aパート
9月15日(日)西南学院田尻グリーンフィールド
第18節 15:00~
東福岡自彊館中 3-1 西南FC
※通算成績:14勝2分2敗(勝点44)
さて、今年の福岡県リーグを振り返って、まず何よりも昨年の2部リーグを経験している選手が数多くいるというのが大きなアドヴァンテージだったと思います。昨年は3年生のスタメンが3名しかいなかったので、現在の3年、2年の選手が8名も残っていました。この経験値は非常に大きなものがあったと思っています。その部分で言うと、来年もスタメンで5名、交代メンバーも含めると6名の選手が福岡県リーグを常時経験しているうえに、今回は島原遠征の方に参加をしている選手の中にも今年の福岡県リーグに出場している者もいますから、3年生が高円宮杯を終えて引退をしても軸となる選手が残ります。彼らは福岡県リーグ3部の2ndチームの選手たちと対戦しても十分に戦えていたと思いますので、来年の2部リーグでもそれなりに戦っていけると思います。あとは、今年県リーグに関わることがあまりできなかった選手、特に1年生を強化して戦力に変えていく必要があります。
次に、今年は1年を通して大きなケガによる長期離脱が例年と比較すると少なかったことも幸いしました。もちろん、全くケガがなかったわけではありませんし、様々な形で通院を重ねながらプレーをしている選手もいます。しかしながら、1人、2人欠けてもバックアップメンバーで対応することができたことも長期のリーグを乗り切れた要因のように思います。ただ、来年2部リーグで戦っていくにあたっては、今年以上に交代メンバーの充実に努めていかなければなりません。
その他にも高校生との定期的なTRMが大きな成長につながったと思います。特に今年は1年生だけでなく、2年生の先輩たちとも合同トレーニングをさせてもらったこともあり、ボールの受け方や蹴り方、また運び方など間近で観て学ぶ機会があったことも大きな成果です。そして、高校生と一緒に活動する時には少しでも戦えるようにということで、フィジカルトレーニングの負荷をこれまで以上にあげていったこともレベルアップにつながったと思います。ぜひ、来年はもっとフィジカルトレーニングに時間をかけ、ケガをしない、強くて速く戦える選手を数多く育てていきたいと思っています。
あと、新人戦で優勝して春の九州大会に出場し、目の前で夏の中総体で日本一となった神村学園のゲームを観たことや、全国大会の常連校でもある日章学園と対戦できたこと、そしてその差がどこにあるのかを知ることができたことで目標設定が明確になったことなどもあげられると思います。やはり、春の九州大会は第1代表で出場する必要があります。ぜひ、各県のNO1のチームと公式戦で戦えるようしっかりとノックアウト方式の戦い方もしっかりと考えて準備をしていきたいと思います。
最後にあまり思いたくはないのですが、中総体で早期敗退したことで気持ちが福岡県リーグ2部復帰と優勝して高円宮杯県大会出場というのが7月下旬にはっきりとしたことも理由の一つでしょう。ただ、同じような結果に絶対に来年はならないように今一度、調整の方法やその準備について重箱の隅をつつくがごとく見直しをしていきたいと思います。
この他にも様々な方々のサポートがあっての今回の結果だと思います。このチームに関わってくださった全ての方々に感謝の気持ちを持ち、次の高円宮杯福岡県大会に進んでいきます。まだまだ伸びるチャンスは残っていると思います。次の対戦相手は福岡県リーグ1部の上位チームですので、これまでのように主導権を握って戦うことは難しいと思いますが、公式戦の舞台で戦うことはまたとないチャンスですので、チャレンジャー精神をしっかりと持ち、気持ちの部分でまずは負けないように準備を進めていきたいと思っています。
ぜひ、引き続き本校サッカー部に温かいご声援をどうぞよろしくお願いいたします。
それでは、今日はこの辺で…。明日はゆっくりと休息を取り、また火曜日の朝から頑張っていきましょう。
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