<令和3年度 福岡市中学校総合体育大会サッカー大会>
7月23日(金・祝)福岡フットボールセンター
準々決勝 9:10~
東福岡自彊館中 0-0(PK3-4) 姪浜中
今年の中総体が本日終了したしました…。
新人戦、U-14大会に引き続きのPK戦による敗退。
選手は持てる力を全て出し切ってくれたと思います。
新型コロナウイルスの影響下でも、その時にやれることをしっかりやってくれたと思います。
勝利を手にすることができなかったのは大変残念ではありますが、今回の結果を真摯に受け止め
また出直しをしたいと思います。
しかしながら、昨日のゲームも今日のゲームも本当に動きが良くありませんでした。
暑さが厳しかったことは事実ですが、なぜ福岡市大会で運動量が上がらなかったのかは、
これから検証をしていかなければならないと思います。
TRMの少なさが影響していたのか、それともトレーニングの強度が不足していたのか、他にも
オフの過ごし方など、必ず何らかの原因があると思いますし、その原因は決して一つではなく、
複数の要因が重なり合ってのことでしょう。
振り返ってみて、この夏の大会は自チームのストロングポイントの多くを消されていました。
勝ち上がれる年代は相手が対策を立ててもそれでも崩し切れる力があった時です。
今年のチームは相手が対策を立てても崩し切れる力を新チーム発足時は持っていたと思います。
それが最終的に新人戦でもU-14大会でも、そして中総体でも崩せませんでした…。
このことは今後のチーム作りのためにしっかりと検証しなければなりません。
新型コロナウイルスの影響がなかったとは思いませんが、どのような状況でも結果を出している
チームは存在し、われわれは頂点にたどり着く前に敗れ去ったという事実があります。
しかしながら、改めて中総体で勝つことの難しさを感じました…。
技術だけでなく、体力だけでなく、メンタルだけでなく、その他にももっともっと
たくさんの様々な力が必要だと思います。最後はやはりどれだけひとりひとりの選手が
「自立」をしているかどうか…。ベストパフォーマンスを発揮するために「自立」を
した選手をもっと育てていかなければなりません。
今回の中総体を通して私自身が目指している方向性が間違っていたとは思っていません。
育てなければならないのはサッカー選手ではなく「人間」です。
サッカーがうまくなるということの前に中学生として身につけなければならないことが
たくさんあり、その部分をもっともっと要求していかなければなりません。
私自身もかなりその部分を要求してきたつもりでしたが、結果が出なかったことをみると
まだまだ「自分で判断して自分で決断をすることができる主体性を持った中学生」に
育てきれていなかったのだと思います。ですから、9月から再開される福岡県リーグに
向けて今一度3年生と対話を重ねながら、トレーニングを行っていきたいと思います。
さて、夏の予定はその多くが白紙になりました…。
まずは明日の準決勝を観戦しながら、これからのことを考えてみたいと思います…。
追伸…
今日も大変暑いなか、たくさんの保護者の方々に応援に駆けつけてくださいました。
今日の試合に勝つことができなかったことは残念ではありましたが、この敗戦を糧に
選手たちはまた明後日より始動いたします。3年生は9月からの福岡県リーグに向けて、
また、1年生と2年生は10月からの新人戦に向けてそれぞれ強化を進めていきます。
特に10月は福岡県リーグと新人戦の予選が同時進行で行われますので、またお力添えを
よろしくお願いいたします。
それでは、今日はこの辺で…。
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