福岡県ユース(U-15)1部リーグ昇格トーナメントの結果

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試合結果

福岡県ユース(U-15)1部リーグ昇格トーナメント

10月23日(土)筑後広域公園天然芝G
2回戦 10:00~
東福岡自彊館中 0-2 アビスパ福岡セカンド

本日、3年生最後の公式戦が終了いたしました。
残念ながら、勝利を飾ることはできませんでしたが、
タイムアップのホイッスルが鳴るまでしっかりと
全員がハードワークをしてくれた
と思います。

アビスパ福岡との試合はどうしてもボールを握られる時間が
長くなることは事前に想定していましたので、とにかく集中を
切らさずに粘り強く守備を行うことを要求
しました。

選手たちはしっかりと前線からボールを奪いに行ってくれましたし、
相手の自由を奪うこともかなりできていたと思います。

一人の力では難しい局面も2人、3人と集結して守備をすることが
できたことは高校生とのTRMの成果が出ていたと思います。

ただ、ひとつ残念だったことは奪い取ったボールをきちんと味方の
プレーヤーの足元に正確につなぐことができなかったこと
です。
出足よく相手のコートでボールを奪い取って、ショートカウンターで
ゴール前まで運べ、シュートが打てた場面もありましたが、
想定していた回数には到達できませんでした。

ハードワークをしっかりと行って相手の自由を奪うこと、そして
攻撃から守備への切り替えの速さの部分はある程度できたと思います。
しかしながら、奪ってから攻撃への切り替えの速さと正確さは課題
として残りました。この部分を次の新人戦で修正し、県リーグでも
通用する武器になるように強化をしていきたいと思います。

さて、今回の県リーグ昇格トーナメントを通じてやはり実力のある
チームとの真剣勝負は大きな成長が得られるなと感じました。
今日の試合に勝つための準備を進め、しっかりと持てる力を出し切って
戦った結果、多くの選手が経験を積むことができた
と思います。
もちろんすべての選手を試合で使ったわけではありません。けれども、
今日の試合をベンチで観ていた控えの選手たちもアビスパ福岡の
選手のテクニックであったり、状況判断であったりと学ぶべきところは
たくさんあったと思います。中体連の試合ではなかなか観る機会のないものを
観たと思いますので、このアビスパ福岡のプレーをひとつの基準として
そこに近づくために「己は何をなすべきか」をしっかり自問自答
してみましょう。

昨年の県リーグの最終節もアビスパ福岡で今年の最後のゲームもアビスパ福岡
でした。何度も跳ね返される高い壁ではありますが、これからも少しでも
近づいていけるように努力を重ねていきたいと思います。

さぁ、3年生はこれから高校生の舞台で戦うための準備に入ります。

2年生と1年生は新人戦の福岡市大会に向けての準備に入ります。

それぞれが次のステージに向けて明日から動き出します。そして、
その時にプレーの基準となるのが今日のアビスパ福岡戦です。

最初から最後までハイプレスをかけ続けるスタミナとスプリント力、
更なる攻守の切り替えのスピードアップと奪った後の正確なパスを
しっかりと意識してトレーニングに取り組みましょう。

目指すべき方向性は決して間違ってはいないと思っています。

あとは、どれだけ愚直にしんどいことにも逃げずに取り組むことが
できるかどうか…。ぜひ共にチャレンジを継続していきましょう。

「タイムアップのホイッスルは次の試合のキックオフのホイッスル」

立ち止まることなくまたリスタートを切りましょう。

それでは、明日のTRMも頑張っていきましょう。それでは今日はこの辺で…。



追伸…

3年生の保護者の皆様、このたびは3年間ご子息を本校サッカー部に
お預けいただき本当にありがとうございました。
なかなか今年は公式戦での結果を出すことができず、
またTRMや遠征なども実施できず、決してご満足いただける3年間では
なかったかもしれません。しかしながら、選手たちは本日の試合に向けて
今できることに一生懸命取り組んでくれました。
ぜひ、彼らの頑張りを褒めてあげてください。そして、高校でも継続して
チャレンジする彼らを応援し続けてほしいと思います。
私も彼らがさらに高校でチャレンジできる道筋をこれから作り、
今後は文武両道の文の部分を主にこれからの5か月間指導してまいります。

ぜひ、今後とも東福岡自彊館中学校サッカー部をよろしくお願いいたします。

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