GWエスペランサフェスタ2022の結果(5/3)

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試合結果

九州Jrユース交流戦2022 

5月3日(火・祝)桜ヶ丘グラウンド

第1試合(A戦)11:00~

東福岡自彊館中A 1-1 FC DCT U-15

第2試合(B戦)12:00~

東福岡自彊館中B 1-0 氷川中 U-15

第3試合(A戦)13:00~

東福岡自彊館中A 0-1 サイレコ・エスペランサ熊本 U-15

第4試合(B戦)14:00~

東福岡自彊館中B 0-2 サイレコ・エスペランサ熊本 U-15


今日は快晴の青空のもと、エスペランサ主催のフェスティバルに参加してきました。

今日の試合のテーマは「守備的な布陣を敷くなかでゴールを奪う」です。前回の原中央中との試合では守備的な布陣を敷いて戦ったものの、シュートまで行くシーンを作り出すことができませんでした。その理由はシンプルにボールを奪う位置が低すぎたことが原因でした。対戦相手との実力差が非常に大きい場合は、しっかり引いて守る必要がありますが、そこまで大きな実力差がない場合には、相手のコートでボールを奪いに行って、奪い取ることができたら手数をかけずにシュートまでもっていくやり方がゴールを奪うことに繋がっていくと考えています。

さて、サッカー用語で前線からボールを連続して奪いに行く守備戦術のことをゲーゲンプレスと言いますが、この戦術を実践するにはとてつもない走力が必要となります。以前もチャレンジをしたことはあるのですが、体力的に持たないことから、ボールを奪われたらとりあえず、自陣にすぐに戻ってハーフェーライン付近からプレッシャーをかけるやり方(リトリート)を採用してきました。しかしながら、ハーフェーライン付近から守備の組織を形成してもボールを奪えるのはそこから20メートルくらい後方であることがほとんどですので、そこから相手のゴールまで70メートルくらいボールを運ばなければなりません。そこには判断を伴なったパス&コントロール(止めて蹴る)の技術が必要となってくるので、残念ながら現状としてシュートを打つ前にボールをロストしてしまうケースが非常に多く見られます。ですから、やはり相手のコートでボールを奪う守備戦術を採用しない限り勝ち上がることはできないだろうと感じています。

そこで、今回は相手の情報が何もない状態での試合なので、とりあえず前線からボールを奪い取りに行くこと。もし、相手とのレベル差が大きいと感じた場合は、ディフェンスのラインを下げて引いて守って失点をしない守備に切り替えようという話をして送り出しました。

結果としては、相手のコートでボールを奪い取る機会は何度も観られましたし、攻撃の場面は原中央中との試合よりは作り出すことができました。しかしながら、残念ながら結果につながらなかったというところです。ただ、方向性としては間違ってはいなかったとは感じています。あとは、守備的なポジションに配置している選手がどのタイミングで攻撃に参加するのかというタイミングと、どのような方法で攻撃に参加をしていくのかという攻撃方法を確認していく必要があります。徐々にやるべきことはシンプルになってきましたので、また明日以降のトレーニングで確認をしていきたいと思っています。

あとは、先述のように相手のコートでボールを奪い取るためには、献身的にチームのために自己を犠牲にしながらも走れる選手を複数準備する必要があります。1人で80分前線から追いかけまわすことは不可能です。最低でも3人は必要だと思っています。フリー交代制のルールを最大限に活用しながら、前線からしっかりとプレッシャーをかけ続け、ボールを奪い取れるようにトレーニングをしていきたいと思っています。

さぁ、明後日は福岡県リーグの第3節となります。4月10日ぶりの80分ゲームとなりますが、しっかり戦ってくれることを期待しています。簡単に勝点が取れる相手はひとつもありません。1戦1戦がノックアウト方式のトーナメントと同じ気持ちで戦ってほしいと思います。

この県リーグでの真剣勝負が間違いなく中総体の厳しいゲームを乗り越える糧となります。中総体で自信をもってピッチに立つためにも、日々のトレーニングやトレーニングマッチを良い準備で積み重ね、後悔のない準備をしていきましょう。私も18回目の中総体とはいえ、ドキドキ感とワクワク感が衰えてマンネリ化することなどは微塵もありません。今年も出会った選手たちで全国の舞台で戦うことを目指して準備を進めていきます。まだ、時間は十分に残っています。やるべきことはシンプルで、課題もはっきりしていますから、ひとつひとつ丁寧にきっちりやり残しがないようにトレーニングに励んでいきましょう。

それでは、今日はこの辺で…。明日のトレーニングに向けていい準備をしてください。

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