4月24日(土)上毛町大池公園多目的運動広場
A戦(80分)10:30~
東福岡自彊館中 0-4 ドゥマンソレイユ福岡
B戦(40分)13:00~
東福岡自彊館中B 2-0 ドゥマンソレイユ福岡U-13
本日はドゥマンソレイユ福岡とTRMを行いました。
福岡県リーグを目前に控え、グループは異なるものの、県リーグ2部
に所属をするチームと80分のゲームを経験させることを目的とし、
現在地をきちんと確認をしたうえで、修正点を見つけ出すことを共通
認識させながら臨みました。
試合の内容はたくさんのミスの発生から自滅したというのが実情で
特に守備の甘さが失点につながった場面が前半は多数見られました。
球際の寄せの甘さにより相手選手に判断の時間を与えてしまったことが
敗因の一つだと思うので、もっと球際を厳しく行かせ、相手選手に
考える(判断)の時間を与えないようにしないといけないと思います。
クラブチームと中体連所属のチームとの決定的な違いは、相手ボールが
ミスによって自分たちのボールにならないことです。意図的に集団で
ボールは奪いに行かなければマイボールにできません。
残念ながら中体連所属のチームはそこまでハイプレッシャーをかけなくても
ミスによってマイボールになることが多いです。もちろん、上位の大会に
行けばそのようなことは少なくなりますが、それでもクラブと中体連の差は
その部分に大きくあります。
現在は中体連の博多区大会の1次予選を戦っていますが、5月に入ると
福岡県リーグU-15が開幕します。県リーグのレベルは年々向上しており、
博多区大会のようなゲーム展開になることは考えにくいです。
選手たちにはまず中体連チームとの試合とクラブチームとの試合の違いを
しっかりと認識してもらう必要があります。そして、相手のレベルに
合わせて試合をするのではなく、常にクラブチームのレベルを基準に
試合を積み重ねていかなければなりません。
県リーグでは決定機はそこまで多くは作り出すことはできません。
しかしながら、今日の試合の80分でも2、3回の決定機はありました。
しっかりと守備を整え、決定機を確実に決める力が求められます。
私自身のスカウティングでは、同じリーグに所属しているチームの
半数の5チームは中総体の九州大会出場以上のレベルと認識しています。
そのチームに対してどのようなゲームができるのか?
また、勝点を取るためにどのように戦うのか?
そのあたりを考えながらゲームをしていくなかで選手たちが成長して
いってくれることを期待したいと思います。
まだまだ伸びる要素はたくさんあります。
敗戦からたくさんのことを学び、次のトレーニングの教材を各自で
見つけていくことが大切です。課題は選手個々人で異なります。
私が構築するトレーニングは多くのプレーヤーに共通する問題点を
修正することを目的としていますが、そのなかでも自分はこの部分を
意識して修正するんだという気持ちで取り組んでほしいものです。
そのような意識で自分自身のためにトレーニングをする選手が
どんどんレベルが上がっていき、チームにとって必要な選手と
なっていきます。言われたことを自分の頭で考えもせずに、ただ
黙々とこなすだけの選手にならないようにしましょう。
5月のゴールデンウィークは5日連続で試合があります。
5日間で9試合。公式戦も3試合予定しています。この期間は
大いに自分のレベルを伸ばすチャンスです。
全ての選手に出場の機会が与えられるわけではありませんが、
観ることも自分のプレーを改善するきっかけには十分になります。
1日1日を大切に。
トレーニングは自分のため、ゲームはチームのために…。
さぁ、また明日から気持ちを新たにリスタートを切りましょう。
それでは、今日はこの辺で…。
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