令和3年度 福岡市中学校新人サッカー大会
11月14日(日)福岡フットボールセンター
準決勝 9:10~
東福岡自彊館中 1-1(PK4-2) 東住吉中
決勝 12:10~
東福岡自彊館中 1-2 原中央中
令和3年度 福岡市中学校新人サッカー大会準優勝
昨日の新人戦は残念ながら決勝で負けてしまいました…。
ただ、60分ゲームを2試合、よく頑張ってくれたと思います。
残念だったことは昨日の試合は全て自分たちのミスから失点をして
しまったことです。
もちろん、ミスをしてしまった選手もミスをしたくてしたわけでは
ないことはわかっていますし、正しい判断をすることができない
くらい精神的にも肉体的にも追い込まれていたのでしょう。
日本代表の柴崎選手がサウジアラビア戦でパスミスをして失点し、
その結果として敗れました。日本を代表する選手でも時に大きな
ミスをすることは起こります。
もちろん、技術的なことや戦術的なこと、体力的なことなど改善
しなければならない面は多々あります。交代させる選手も現時点では
十分に育ってきているとはいいがたいのが正直なところです。
やはり、試合経験の重要性というのを改めて感じます。昨日の決勝では、
足をつった選手を治療した後、再度ピッチに送り込みました。
本来ならばそこで休ませるべきところだったと思います。
しかしながら、その時点でスコアーは1-1。積極的に交代カードを
切ることができないもどかしさを感じながら、もう一度送り出しました。
この部分が現在のわれわれの最大の問題点だと感じています。
もともと20名しかいない小さな組織ですので、やらなければならない
ことはオリンピック代表のように1人が3つくらいのポジションをこなす
ことができるように育てること。しかしながら、現状としては1つの
ポジションをこなすことも正直難しい選手が非常に多い。
この原因はやはり試合経験が少なすぎることだと思います。
新型コロナウイルスの影響で、TRMもほとんどできないままこの新人戦を
迎えることとなりました。ピッチに送り出しても舞い上がってしまって
自分がどこにポジションを取っているのかさえもわからない状況でした。
もっと対戦相手のレベルに関係なくTRMをおこなって、試合に慣れさせる
ことが重要だと考えます。たくさんの試合(特にA戦)を経験して、
自分で考えながらプレーをする機会を与えなければなりません。
今回、エントリーしていた選手で試合出場の機会を与えることができなかった
選手の強化が今後のカギとなるでしょう。
新人戦の福岡県大会まであと2週間あります。期末考査1週間前に入りますので、
いつも通りのトレーニングは難しいとは思いますが、限られた時間の中で
最大限の準備をおこなってゲームに臨みたいと思います。
可能であれば、TRMも組みながら準備を進めていきたいところです。
さて、話は変わりますが、昨日の高校サッカー選手権の決勝戦は延長戦の末
2-1で東福岡高校が勝ちました。準々決勝から決勝までの3試合ずっと
延長戦でしたが、粘り強く勝ち上がりました。今年は例年とは異なるシステムを
採用し、大きくサッカーを変えて戦っています。
自分たちのこれまでのサッカーを捨ててでも勝つことに執着する。
勝利に対するあくなき執念を感じました。われわれには対戦相手に応じて
システムを変えたり、戦い方を変えたりすることはできませんが、
勝利に対する執念を学ばなければなりません。昨日、帰宅してから
飯塚高校との試合をビデオで観ましたが、本当によく頑張ったと思います。
もちろん、中学生が頑張っていないわけでは決してありません。
しかし、優勝と準優勝では天地の差があることを知らなければなりません。
今回は第2代表として次の県大会に行けます。けれども、その上の九州大会に
出場するためには、福岡県大会で優勝しなければなりません。
「準優勝おめでとう」はありません。「今日は2試合お疲れさん」までです。
次の福岡県大会では今回の福岡市大会の経験を必ず活かしましょう。
少なからぬ成長はあると思います。これで、新しくチームが始動して公式戦は
7試合戦いました。2週間後に8試合目、9試合目と最大11月中に11試合
できます。これは努力によって到達できない目標ではありません。
ぜひ、次は「優勝おめでとう」で終われるように頑張っていきましょう。
それでは、これから朝課外の準備をして出勤します…。
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