2023福岡県ユース(U-15)サッカーリーグの結果(5/21)

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試合結果

2023福岡県ユース(U-15)サッカーリーグ2部
5月21日(日)雁の巣レクリェーションセンターCコート
第12節 11:40~
東福岡自彊館中 1-4 西南FC
※通算成績:8敗(勝点0)
第3節:西南FC 第4節:FC NEO 第9節:油山カメリア 第10節:春日イーグルスとの対戦は現時点では未定です。

今日は快晴のなか、雁の巣レクリェーションセンターの天然芝グラウンドで福岡県リーグが行われました。ピッチコンディションは最高の状態で全面良芝でした。過去に何度も中総体や新人戦の試合で使用させてもらったことはありますが、ここまできれいな状態のピッチは初めてでした。管理をされている方の思い入れの詰まったピッチだったと思います。
さて、今日は西南FCとの対戦でしたが、今日も前回同様に先制点を奪うことはできたものの、前半のうちに同点、そして逆転ゴールを奪われてしまい、最終的には1-4のスコアーでタイムアップのホイッスルを聞くこととなりました。チャンスが作れていないわけではなく、決定機も複数に渡ってあったとは思いますが、決めるべきところで決めきれない所に今年のチームの弱さがあるのだと思います。もちろん、ピッチに立っている選手は皆、勝利を目指して戦っていることは疑いようのない事実ですし、誰一人として手を抜いていることもありません。チームのために身体を張ってディフェンスをしている場面もたくさん見せてくれましたし、ゲームの内容は日々改善されてきていると思います。
ただ、唯一勝利だけが得られないので、改善がなされているのかどうかを選手たちが知ることが難しく、半信半疑の状態が続いているのが現在の状況です。私自身は2月の開幕ゲームの頃と比較すると格段に良くなっていると思っています。もちろんミスはまだまだ少なからずあります。しかしながら、球際の強さは上がっていると感じていますし、エアバトル(空中戦)の不戦敗は格段に減ってきていると思います。
あとは、とにかく勝つという経験だけが必要です。ケガや体調不良で戦線を離脱していた選手は全員ではないにせよほぼ戻ってきたと言っていい状況ですので、このあたりで勝つという経験を積んでおかないと、中総体も自信をもって臨むことができなくなってしまいます。あと、中総体の開幕までに残されたTRMは1ゲームです。平日に高校生の力を借りてフットボールセンターでのTRMは継続をしていきますが、なかなか高校生相手だと勝つことは難しいので、自信をもって臨むためにも中総体前の最後のTRMは内容以上に勝負にこだわらせてチャレンジをさせたいと思っています。

さて、今日のゲームで改善されたところを挙げるとするならば、これまであまり守備をしなかった選手たちがチームのために守備をしてくれたことです。この選手が前線からボールにプレッシャーをかけてくれなければもっと相手チームにチャンスを作られていたでしょうし、また別の選手は様々な場面でカバーリングをしたり、こぼれ球を拾ってくれたりしました。そのことで、相手がシュートまでいけなかったことも事実ですので、DFライン4枚以外の選手の守備意識の高まりは改善の一つです。
また、アンダーツータッチでボールをシンプルかつスピーディに動かすというテーマに現在取り組んでいますが、以前よりも球離れは早くなってきていると思います。ただ、課題としては観て、判断して、決断するまでのスピードがまだ不足しているため、速いプレスがかけられたときに、状況判断に迷いが生じてボールロストしてしまう場面がまだ少なからずあります。
今一度ボールを持っていないときに受けた時の準備として常に周りを観ておく習慣づけが必要だと思います。あとはその選択肢も複数持てるようにしておかなければなりません。最初に観て、判断し、決断した選択肢を相手選手に消されてしまった際には、キャンセルして別の選択肢を選ばなければなりません。しかし、現状はキャンセルできずに相手にぶつけてロストするか、キャンセルしたものの次の選択肢がなくてボールを保持する時間が長くなったことによるボールロストが多く見られます。
1年生、2年生が多い若いチームでもあるので、スピード不足は否めないのですが、筋力不足によるパススピード不足や走るスピードの不足以外の判断のスピードは学年を問わず追求していかなければなりません。身体接触さえしなければ、1年生や2年生が多い年でももっと戦えると思っています。フィジカルの部分で力負けして奪われた際には3年生が身体を張って奪い返してやればいいだけのことです。

さぁ、これからしばらく福岡県リーグは中総体のために中断をすることになります。再開は中総体が終わり次第ですので、1か月後になるのか2か月後になるのかは分かりません。ただ、中総体を通じて成長して県リーグに戻ってきたいと思っています。そのためには1試合でも多く真剣勝負のゲームを行っていかなければなりません。今年の目標は中総体で10試合を掲げます。10試合目は福岡県大会の決勝です。今年の戦績では誰もそのような結果が出るとは思っていないでしょうが、勝負事はやってみないと分かりませんし、これまで九州大会以上に進出できた学年が優勝候補で福岡県の決勝戦に進出をしていたわけではありません。

ぜひ、大きな目標を胸にまた火曜日の朝練から頑張っていきたいと思います。
苦しい状況は皆同じです。私たち指導者も苦しい…。選手たちも苦しい…。サポーターである保護者の方々も皆苦しい。でも、最後は笑顔で終われるように…。

それでは今日はこの辺で…。

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