2023福岡県ユース(U-15)サッカーリーグ2部
8月3日(木)春日公園球技場
第10節 9:30~ ※5月7日(日)の振替分
東福岡自彊館中 2-3 春日イーグルス
※通算成績:10敗(勝点0)
昨日も大変暑い中、福岡県リーグが中総体県大会の会場でもあった春日公園球技場にて行われました。残念ながら今回も敗れてしまい、勝点を取ることはできなかったのですが、先日のLAPASION戦よりもいいゲームができていたと思います。前回のゲームのレポートで最も勝点に近づいたゲームという表現をしましたが、今回の方がより勝点が取れるところまできていたと思います。春日イーグルスとは12月のパルチカップで初めて対戦し、全く歯が立たず0-3で完敗、2月の福岡県リーグ第1節でも1-5と力の差を例年以上に感じていましたが、最終的に勝点を取るところまではいかなかったものの、最もその差を縮めることができた学年だったのではないかと思います。非常に体力的には激しい消耗だったと思いますが、前線から積極的にボールを奪いに行き、奪った後はショートカウンターでシンプルにシュートで終わるという戦い方は、中総体の福岡県大会終了後の県リーグ2試合で観ることができたので、チームとしても大きな収穫がありました。この戦い方を1日に2試合行うことはなかなか難しいとは思いますが、60分ゲーム1試合なら十分にやれるのではないかと思っています。どうせ隠すものなど何もないので、思い切って前線から積極的にボールを奪いに行くサッカーを九州大会ではやっていきたいと思っています。「天下を取る」チームになるためには守っていては永遠に近づくことはできません。どうせ、どのチームも自分たちよりも強いわけですから、引いて守ってしまったらいつか必ず事故(ミス)が発生して失点をしてしまいます。ですから、私自身は積極的に相手のコートで守備をすることを要求し、60分間しっかりと頑張らせたいと思っています。
その意味においては、80分の福岡県リーグでしっかりと強豪クラブ相手にプレスをかけ続けることができたことは自信をもっていいと思います。もちろん、失点のシーンは寄せが甘かったことによるものもありましたし、改善点はまだまだあるのも事実です。しかしながら、この戦い方で九州大会に臨むというメッセージは選手達にはしっかりと伝えてきたつもりですので、ぜひ、九州大会ではこのような前線からプレッシャーをかけていくスタイルで臨みたいと思います。
さて、いよいよ明日から長崎に向けて出発をいたします。悔いが残らないように思い切って戦ってきたいと思います。3年生が少ない学年でしたが、本当によくここまで頑張ってくれました。まだ福岡県リーグは残っていますが、やはり我々中体連に所属をするチームとしては中総体が一番の大きな公式戦ですので、この中総体で自分たちの力がどれだけ通用するのか。ぜひ、自分たちの現在地を確認してきてほしいと思います。そして、その差を埋めるためにしっかりとまた努力精進を重ねていく。その繰り返しでチームは成長していくものと思っています。
私は今から中総体の九州大会が楽しみでなりません。未だかつてこんなに成長したチームに出会ったことはありません。おそらく、新人戦の福岡市大会にすら出たことがないチームが九州大会に出たことなどないのではないでしょうか?初めて全国大会に行った学年も新人戦は福岡市大会のベスト8でしたが、それをはるかにしのぐ伸びを見せてくれています。ぜひ、チームの勢いはまだまだ続いていますので、その勢いで九州大会の初戦をまず勝ち抜きたいと思っています。
それでは、明日も早いので…。今日はこの辺で。おやすみなさい。
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