令和5年度福岡市中学校新人サッカー大会予選リーグAパート
10月14日(土)福岡市立香椎第三中学校G
第3節 10:30~
東福岡自彊館中 6-0 香椎第三中
※通算成績:3勝(勝点10)PK勝ち1を含む
予選リーグAパート1位にて決勝トーナメント進出
今日は新人戦予選リーグの最終節で香椎第三中学校と対戦しました。このゲームの前に箱崎清松中学校が老司中学校に60分で勝利していたので、私たちは60分で勝利をすることが次のステージに進出するための絶対条件となりました。もちろん、先日の箱崎清松中とのゲーム後は香椎第三中に勝つための準備を進めてきましたので、私自身は自信をもって選手たちをピッチに送り込んだつもりですが、選手たちは思いのほか、相手守備陣のプレッシャーに戸惑いを感じているようでした。今日の香椎第三中学校は前半から自陣中央のエリアを固め、シュートを打たせない守備網を組織していました。もちろん、これまでも引いて守ってくる相手との対戦は行ってきましたし、どのように戦うのかということもしっかりと確認はしてきましたので、不安等は特になかったのですが、香椎第三中の粘り強い守備になかなか点数を奪うことができませんでした。
やはり、中央を固められているのであれば、中央突破よりもサイド攻撃が有効ですし、相手がゴール前に引いているのであれば、ペナルティエリアの外からのミドルシュートも積極的にうつべきだと考えます。ただ、今日はサイドのレーン(縦のエリア)をうまく活用することができなかったことと、クロスの質が高くなく、出し手と受け手のコンビネーションに問題がありました。また、ミドルシュートもほとんど見られないこともあり、自陣に引いている相手ディフェンダーを前に引き出すこともできなかったことも課題です。
なお、今日のゲームは最終的に6-0という形で勝利をおさめることができましたが、引いて守るチームに対する攻撃の改善は次の福岡市大会までにしっかりと取り組んでいきたいと思います。特にサイドからのクロスの質の向上とレシーバー(ボールの受け手)のポジションとタイミングはもっと時間をかけて取り組まなければなりません。また、ミドルシュートに関してもしっかりと20m~25mの正確な強いキックを蹴れるようにトレーニングを積む必要があります。特に中盤の選手や最終ラインのディフェンダーの選手も遠目からでも積極的にゴールを奪いに行く姿勢を身につけさせていかなければなりません。そのような課題がたくさん抽出されたという意味においては、非常に多くの収穫があったゲームだったと思います。ぜひ、次の福岡市大会決勝トーナメントまでの2週間でしっかりと課題克服のためにトレーニングを積み上げていきましょう。
さて、新人戦の予選リーグは無事に突破することができ、次は福岡市の決勝トーナメントとなります。準備の期間は2週間ありますので、しっかりと現在の問題点を抽出し、その問題を改善できるようにしていきましょう。実際のところ、選手自身も現状が良い状態かというとそうではないと感じている者がほとんどだと思います。実際にミスが多いのも事実ですし、1年で福岡県リーグ2部に返り咲くことや九州大会でベスト4以上に入って全国大会の出場権を獲得することをチームの目標として掲げるならば、もっともっと厳しく自分たちのプレーを分析していかなければなりません。「これくらいでいいだろう」と思った瞬間に一気に目指すべき目標から遠ざかってしまいます。決して妥協することなく、自分自身を高めるために一人ひとりが努力精進を重ねていってくれることを期待しています。
最後になりますが、明日は佐賀市内の大和中学校Gにて大和中と長崎南山中とトレーニングマッチを行います。大和中は先の夏の中総体で2-7で敗れた強豪校です。長崎南山中も夏の中総体は県大会で敗れていましたが、こちらも九州全国の常連校でもあります。そして何よりも両チームとも佐賀県・長崎県の県リーグ1部でプレーを続けていることもあり、明日のゲームは大きなチャレンジのゲームとなることでしょう。自分たちの現在地を知るまたとない機会だと思います。自分たちの持っているもので通用するものは何なのか?また逆に通用しないものは何なのか?をたくさん学んで福岡に戻ってきましょう。明日のゲームは勝利をすることが大きな自信を生むことになると思います。2試合ともに勝利を目指して全力で戦ってくれることを期待しています。
それでは、明日も朝が早いので今日はこの辺で…。おやすみなさい。
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