2023福岡県ユース(U-15)サッカーリーグを終えて…。

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試合結果

8月20日(日)東福岡高等学校人工芝サッカー場
第16節 18:00〜 ※7月16日(日)の振替
東福岡自彊館中 1−12 CAフクオカーナ

8月23日(水)三菱ケミカルG
第13節 15:00〜 ※6月18日(日)の振替
東福岡自彊館中 2−9 FC NEO

8月27日(日)香月中央公園G
第17節 19:00〜 
東福岡自彊館中 0−3 ドゥマンソレイユ福岡

8月30日(水)百道中央公園G
第3節 19:10〜 ※2月25日(土)の振替
東福岡自彊館中 2−3 西南FC

9月3日(日)福岡フットボールセンター
第18節 15:00〜
東福岡自彊館中 1−11 油山カメリアFC

9月6日(水)グローバルアリーナ
第9節 19:10〜 ※4月16日(日)の振替
東福岡自彊館中 0−8 油山カメリアFC

9月9日(土)東福岡高等学校人工芝サッカー場
第4節 18:30〜 ※3月5日(日)の振替
東福岡自彊館中 2-2 FC NEO

通算成績:1分17敗(勝点1)
得点19 失点92 得失点差−73

※2023福岡県ユース(U-15)サッカーリーグ2部Bパート10位
 福岡県ユース(U-15)サッカーリーグ3部降格

長かった福岡県リーグも終戦を迎えました…。
本当に苦しい1年でした…。しかしながら、選手たちは本当によく頑張ってくれたと思います。
2013年に3部リーグから昇格して以降、2014年から10年間、途中、新型コロナウイルスの影響でここ3年間は昇降格なしの年や昇格トーナメントの年、前期リーグの1巡のみの年などさまざまなレギュレーション(大会要項)の中で戦ってきましたが、必死にしがみついてきた福岡県リーグ2部のステージからついに2023年度を持って降格することになりました。

これまでたくさんのサポーターの方々に応援をしていただいていただけに、大変申し訳ない気持ちでいっぱいではございますが、必ず、1年間で福岡県リーグ2部に返り咲けるようにまた再出発をいたします。ぜひ、引き続き本校サッカー部に温かいサポートをよろしくお願いいたします。

さて、今年度の福岡県リーグを振り返っての修正課題を忘れないように書き記しておきたいと思います。

まず、今回のリーグ戦では失点がとにかく多かったと思います。特にセットプレーからの失点が多く、コーナーキックやフリーキックの守備力の向上は急務だと思います。次に60分以降の失点が多いのも問題点です。中体連のゲームでは基本60分なので、そこまでの時間はある程度我慢ができなくもないのですが、それ以降の時間帯に続けざまに連続失点をして大敗したゲームが少なからずありました。スタミナ不足や集中力の欠如が原因でもあり次年度の修正課題として挙げておきたいと思います。

その他、パススピード不足、空中戦(エババトル)で勝てなかったこと、パスミスの多さなど敗因は数えきれないほどありますが、その中でまず何から手を付けるのかと考えたときに、日常のゲーム環境(トレーニング環境)を変える必要があると思います。とにかく、今年の2部リーグBパートはインテンシティ(プレーの強度)がどのチームも高く、ゲームをしていて押し潰された(ねじ伏せられた)感を非常に強く感じていました。もっと一つひとつの局面でバチバチ戦えるようにしなければなりません。そう考えるとやはり高校生とのTRMの量を増やす必要があります。今年の所属リーグは高校生と対戦してもそれなりにやれるだろうというチームが少なくありませんでした。我々は中総体に向けて4月以降に月に1回〜2回程度相手をしてもらいましたが、それだけでは不十分だったと思います。もちろん、身体が小さな下級生が多く出場しているチームだったので、安全面を考慮してその頻度で行いましたが、福岡県リーグ2部以上で戦い続け、中総体の九州大会を突破して全国大会を目指すのであれば、もう新チーム発足から胸を借りるのは当たり前。可能であれば、週に1度は高校生と対戦してインテンシティを上げ続け、より速く、より強いプレーを日常化していく必要があると感じています。

あと、交代選手の育成も課題です。今回は3部への降格が5試合を残した状況で決定したこともあり、新人戦のメンバーも経験を積ませるためにどんどん出場させていきましたが、もっと早い段階でチャレンジさせてもよかったかなと思っています。とにかく3年生が少なかったことも降格の要因の一つだと思いますので、募集広報活動をさらに充実させ、優秀な選手の獲得に努めたいと思っています。

さて、3年生の本校サッカー部での活動は全て終了いたしました。これからは、高校でサッカーを続ける者と大学受験に向けて勉強に切り替える者とそれぞれの道を歩んでいくことになります。新チームも新人戦に向けて動き始めています。この半年間は3年生にとっては非常に重要な時間となります。サッカーの部分で言えば、特待・推薦で入学してくる選手との差を縮める最後のチャンスですので、しっかりと高校生とのトレーニングで揉まれてレベルアップを果たしてほしいと思っています。また、勉強の部分においてはクラブの選手も中体連の選手もこの半年は受験勉強を頑張ることになると思いますので、3年生も負けないようにしっかりと学力をつけていきましょう。本校が中高一貫校で高校入試がないことは、「ゆとりと安心」が確保されているのは事実です。しかし、その部分に甘えていては同級生との学力差は否応なしに開いていくことでしょう。公立中学校の生徒は2年半部活動で学習できなかった分を残りの半年間で一気に学習していきます。私自身も公立中学校で部活動をしていましたから、7月末に中総体が終了した後、8月上旬から塾に通って半年間必死に勉強した思い出があります…。時間は皆同じように24時間与えられています。その24時間をどのように使うかは本人次第です。ぜひ、24時間のグッドデザイナーになってほしいと思います。

最後になりますが、今年度のチームをサポートをしてくださった全ての方々に改めて感謝の気持ちを述べさせていただきます。今年度は発足当初からなかなか勝つことができず、本当に苦しい1年ではありましたが、中総体で九州大会まで出場するなど思い出深い年となりました。3年生もコツコツと努力を重ねてレベルアップをしてくれましたし、1・2年生も上級生に果敢に立ち向かってくれたと思っています。くじけそうになることも少なからずあったことと思いますが、福岡県リーグの最終節まで温かく見守ってくださった保護者を始めとした全てのサポーターの皆様のおかげで、最終節のFC NEOとのゲームでは後半の終了間際に同点に追いつくことができ、勝点1を得ることができたと思っています。私は「結果が全てだ」と選手達には常々言ってきました。ほとんどの人たちはネットに掲載されているスコアーでしか今年のチームを知ることはありません。今年はたくさんのゲームで大敗をしていますので、おそらく谷間の世代のように思われている方もいることでしょう。しかしながら、7月以降の2ヶ月あまりの選手たちの成長ぶりは、私が高校から中学校に異動してきてこの19年間では1番の伸びを見せてくれたと思っています。ぜひ、この1年間の選手たちの頑張りを労っていただきたいと思いますし、本当に最後の最後まで応援をしていただきましたことを心よりお礼申しあげます。なお、新チームは新人戦に向けてすでに始動しておりますので、引き続き熱いご声援をどうぞよろしくお願いいたします。

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