大雨の中、2024年の中総体が開幕しました…。

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つぶやき…。

梅雨入りと同時に開幕した今年の中総体…。本校の初戦は6月30日(日)ですので、まだ1週間先なのですが、福岡市の中体連サッカーは全員が役員なので、試合が無くても審判などで毎試合参加をします。今年も22日(土)の福岡市の総合開会式が終了した後に1回戦2試合が行われ、今日も2回戦2試合が行われました。梅雨時は急な天候の変化が起こりがちなので、非常に難しい戦いになることが想定されますが、初戦の30日(日)はまだ梅雨が明けていないと思いますので、そのあたりのこともイメージしながら1回戦と2回戦を観ていました。

令和6年度中学校総合体育大会博多区サッカー大会
6月22日(土)福岡市立三筑中学校G
1回戦 15:00~
博多中 0-4 東光・千代中(合同)
6月22日(土)福岡市立板付中学校G
1回戦 15:00~
住吉中 2-0 吉塚中

6月23日(日)福岡市立板付中学校G
2回戦 9:00~
席田中 1-1(PK3-2)東光・千代中(合同)
2回戦 10:30~
板付中 4-0 住吉中

昨日から開幕した夏の中総体…。
まだ、暑さはそこまで厳しくはないものの、区大会にありがちな梅雨の土砂降りの中のゲーム…。今年は幸いにも何とかゲームが消化できたので良かったと思います。私がこれまで経験した20回にわたる博多区大会では、土砂降りで池のようになったグラウンドでゲームを行ったこともありますし、ラインが引けないので、マーカーで対応したり、盛り塩のように石灰を手で持って目印をたくさん付けてゲームを行ったこともあります。雑巾やスポンジでグラウンドの水抜きをしたり、とにかく大変ではありましたが、今では良き思い出です。ボールが飛ばない。ミスがたくさん発生する。勝って喜んだゲームもあれば、負けて涙をのんだゲームもあります。とにかくこの土砂降りの雨からスタートするのも中総体ならではなのかなぁと思うのです。

さて、まだ我々はゲームはないのですが、早くゲームに参加したい気持ちでいっぱいです。なぜならば、中総体は年に1度のお祭りだからです。昨日も今日も本当にたくさんの保護者、クラスメイト、卒業生などのサポーターが足元が悪く土砂降りの雨の中でも観戦に来ていました。選手たちの頑張りには熱い声援が送られ、ややヒートアップしている場面もありましたが、それはお祭りなので半分目をつぶりながら、私自身もゲームを観戦していました。一応、役割は第4の審判という立場で本部テントにいたのですが、ベンチからの熱量、サポーター席の熱量、そしてピッチで全てを出し切ろうとする選手たちの熱い想いをずっと感じていました。

本当に中総体は素晴らしい大会だと思います。昨今の働き方改革の影響もあり、中総体の一部競技では令和9年度以降に全国大会が廃止になるものもあるという報道がなされました。競技者数によって決められたようですが、その競技に2年半に渡って全力を注いできた中学生のことを思うと大変残念に思います。サッカーは引き続き全国大会まで行われるようですが、今後どのように変化していくのかは正直分かりません。ただ、サッカーは「子どもを大人にし、大人を紳士にするスポーツである」と日本サッカーの父と称されるドイツのデットマールクラマーさんは言っておられました。中体連に所属をし、学校の部活動でサッカーも勉強も生徒指導も、その他にもたくさんのことを仲間と共に学びながら大人になっていった少年たちは本当にたくさんいます。ぜひ、これからもサッカーという競技を通して子どもたちが育っていってくれることを願ってやみません。

さぁ、来週はいよいよ我々のゲームも開幕いたします。ひとつひとつ丁寧に準備を進めていきながら、初戦を迎えたいと思っています。一戦必勝の気持ちを常に持ちながら、目の前の対戦相手を倒すために全力を尽くして戦っていきたいと思いますので、ぜひ、温かいご声援をどうそよろしくお願いいたします。
今年も本校サッカー部を応援してくださる全てのサポーターの皆様に感動をお届けできるよう頑張ります!

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