島原遠征(冬季中学生親善サッカー大会)を終えて…。

スポンサーリンク
試合結果

島原遠征(冬季親善サッカー大会)
12月26日(月)南島原市多目的運動広場
第1試合 12:10~
東福岡自彊館中 1-0 鍋島中
第2試合 15:40~
東福岡自彊館中 5-0 MSフットルース
12月27日(火)島原市平成町人工芝サッカー場
第1試合 11:00~
東福岡自彊館中 2-3 吾田中
第2試合 13:00~
東福岡自彊館中 1-3 宮崎日大中U-13
第3試合 16:00~
東福岡自彊館中 2-0 八代第四中
12月28日(水)島原市平成町多目的広場
第1試合 10:10~
東福岡自彊館中 0-14 東海大翔洋中(黄)
第2試合 12:30~
東福岡自彊館中 2-3 島原第一中
通算成績:3勝4敗(参加47チーム中31位)

今年最後の蹴り納めの島原遠征が終わりました…。今年も力のあるチームとたくさん対戦をさせてもらい、様々な学びを得て福岡に戻ってきました。今年は1年生が多いこともあり、なかなか勝つことは難しいかなと思っていたのですが、結果として3勝することができましたし、敗れはしたものの最後まで粘り強く戦い続けることができたことは大きな収穫となりました。

さて、今回の島原遠征ではたくさんのチャレンジを試みました。選手たちは積極的にチャレンジをしてくれたと思いますし、その結果として多くのミスは出ましたが、何ができて何ができていないのかがはっきりとわかりました。そのため、年明けからのトレーニングメニューが帰りのバスの運転中に次々と浮かんできました。本当ならば明日にでもトレーニングを行いたいところではありますが、事前にこの島原遠征が蹴り納めであることを伝えていましたので、今はじっくりと今回のゲーム分析をして年明けからのトレーニングを構築していきたいと思っています。

しかしながら、この大会で優勝をした東海大翔洋中は本当に強かったしうまかったです。この試合では出場可能な全ての選手を使ったので、スコアーの差も大きなものになってしまいましたが、ただ仮にメンバーを変えなかったとしてもスコアーは1桁で抑えきれないくらい崩壊させられました。
このことは選手たちに少なからぬダメージを与え、心が折れてしまっている選手もいたかもしれませんが、私が目指すサッカーの形を目の前でしっかりと見せつけてくれたと思います。特に相手と相手の間の良い立ち位置を常にとり続け、キックはインサイドキックとインステップキックの2種類を使い、パススピードが速く、アンダーツータッチでボールを動かし続けるサッカーはまさに理想形です。冬の2年生の段階でここまでできていれば本当に素晴らしいなと思いました。われわれは1年生が多く出場していますが、果たして1年後にこのようなサッカーができるようになるのか。また、東海大翔洋中のようなサッカーをするためにはどのようなトレーニングを構築していけばいいのか。もっともっと考え続けていかなければなりません。

また、今日の最後のゲームは島原第一中との対戦でした。毎年、冬の島原遠征の最終日は島原第一中にチャレンジをさせてもらっています。今年は9月の「めんの山一杯」と10月の佐賀で行われた「樹下杯」で対戦しており、今回が新チーム発足後3回目の対戦となりました。対戦成績は0-4、0-3と2連敗中なので3度目の正直と言いたいところではありましたが、残念ながら今回も一歩及ばず2-3で敗れてしまいました。ただ、少しずつその背中は見えつつあると思っていますし、守備の内容もだいぶ改善してきたと思います。特に東海大翔洋中に完膚なきまでに叩きのめされたあとのゲームではありましたが、ある意味開き直って戦えたのも逆によかったのかもしれません。しかしながら、負けは負けなので、しっかりと修正をして次は春の奈良遠征から戻ってからの4月に本校Gで迎え撃ちたいと思っています。

さて、今年も様々なことがありましたが、無事に島原遠征を終えてホッとしています。ただ、今回は新人戦で結果が出ませんでしたので、年明け1月8日に行われるU-14サッカー大会で第2代表の座をかけて戦っていかねばなりません。まだ7回戦のうちの2回戦を突破しただけなので、あと5回戦勝ちきるためには何をしなければならないのかを考える必要があります。また、U-14サッカー大会が終わるといよいよ2月からは福岡県リーグが開幕します。2023年のシーズンは前期後期の18試合で順位を決める方式に戻りますので、様々な駆け引きもしていかなければなりません。そのための準備をこの束の間の正月休みを活用して行っていきたいと思っています。身体は少し休めつつも頭は常に勝利を求め続けなければなりません。勝つということは決して簡単なことではありません。少しでも考えることを怠れば、すぐに敗戦へとつながっていきます。今年は2年生が非常に少ない学年で、1年生が数多く出場しています。しかしながら、この1年生を伸ばすことが2年生へ刺激を与え、また来年の戦力強化にもつながっていきます。わずか17名しかいない現在のチームでも常に競争が生み出せるように創意工夫を行いながらこれからも強化に努めていきたいと思います。

2022年の終わりにあたり…。
いよいよ今年も残すところあと3日となりました。本当に今年も様々なことがありましたが、選手の頑張りと保護者の皆様のサポート、その他たくさんの方々のご支援のおかげで無事に活動を終了いたします。今年は福岡県リーグ2部の残留は果たせたものの、中総体では福岡市大会のベスト8どまりとなり、また秋の新人戦では福岡市大会に出場する手前の予選リーグで敗退するという波の大きな年だったと思います。何とか2023年は福岡県リーグを始めとして、さまざまな中体連主催のゲームでも納得のいく結果が出せるようにこれからも頑張っていきますので、来年も温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
末筆ながら、寒さ厳しき折、お身体をご自愛いただきますとともにどうぞ良いお年をお迎えください。

コメント